521話 ページ44
みんなは考えていたけど
トキヤ「…考えると中々出てこないものですね」
(人2)「そう…私はね、愛情と厳しさだと思うわ」
翔「なんで厳しさなんだ?」
(人2)「愛も厳しさも傾けてはいけないものだと私は思うの、だからバランスよく与えなきゃいけない」
龍也「どうしてだ?」
(人2)「だって愛ばかりだと子供は自分勝手になるわ、それは大人になって子供が一番困るもの」
林檎「確かにそうね」
(人2)「ええ……そして厳しさを与えすぎたら子供はやりたくても何も出来なくなっちゃうから…みんなは厳しさでどんな姿が思い付く?」
レン「怒られてる姿、もしくは放置かな」
(人2)「その通りよ、親は立派になってほしい、考える力をつけてほしいと思ってるけど、それは子供には伝わらない」
藍「確かに年齢が低いと大人が考えてることはわからないからね」
(人2)「ええ、だから子供は『なんで怒られてるの?』『なんで構ってくれないの?』そんな不の感情ばかり抱えてしまう…親が子供の気持ちを知ろうとしなかったら子供はおとなしくなるわ、なんでかわかる?」
嶺二「う〜ん、子供の気持ちが安定?納得?したから?」
(人2)「違うわ、子供が『親にやさしく抱きしめてもらう、安心な気持ちにさせてもらう』って小さな願いをあきらめたから」
「っ!」
わずかに反応を見せた動きを見たけど今は触れず…
(人2)「そうなった子供は『どうして、こんなことになったの?』『何がいけなかったの?』って考える、そして考えて考えてその答えの行き着く先はきっとみんな同じ……辛くても誰も抱きしめてくれない」
レン「…そうだね」
(人2)「レン…だから翔がそう考えたりする前にここに連れてきたの」
林檎「(人2)ちゃん先生みたいね」
(人2)「そう?あ、ごめんねこんな話になっちゃって」
トキヤ「いえ、勉強になりました」
真斗「ああ、俺たちもつい何年か前まで子供だったのにな」
(人2)「そんなものよ、ところでレン?ちょっと二人で話がしたいんだけど良いかしら?」
レン「(人2)の頼みならいつでも聞くよ」
(人2)「ありがとう、じゃちょっとレン借りるね、みんなはゆっくりしてて」
レンを連れて私の部屋へ…
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瑠美 - 確かに。(^o^;)すみません。\(>_<)/私、たまに、そそかし、所が、あるので。此れからも、素敵な、お話(物語)を、作って、書いて下さいね。(*≧∀≦*)(*^O^*)(*^▽^)/★*☆♪(*≧∀≦*) (2015年5月18日 11時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - 瑠美さん» すみません、9の402話から春歌の愛称が春になってる筈なのでお確かめください! (2015年5月18日 11時) (レス) id: 90d24d2c6f (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - あの、523話の、お話(物語)で、「春歌」に、なるはずが、「春」に、なっています。(^o^;) (2015年5月18日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - あの、522話の、お話(物語)で、本当は、「春歌」になるはずか、「春」に、なって居ますわ。!Σ( ̄□ ̄;)(((^_^;)(((・・;) (2015年5月16日 17時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
Saya(プロフ) - 瑠美さん» そうですね♪いつも読んでくれてありがとう(^^) (2015年4月20日 19時) (レス) id: 90d24d2c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2015年3月11日 22時