愛は万人に、信頼は少数の人に (ページ9)

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ｶｶｼ「クサビ、火影にでもなるの？」

ｸｻﾋﾞ「そうだよ！オレの夢は火影。父さんを超える強い火影になるんだ！」

うわぁ...どっかで聞いたことあるセリフだなぁ(^^;)

ｶｶｼ「親子二世代か。ナルトと先生以来になるかもな」

まぁたしかに...

ｸｻﾋﾞ「父さん先生いたの？」

ｶｶｼ「あぁ、4代目火影って言ってな。ナルト...つまり今の7代目火影の父親だったんだ」

ｸｻﾋﾞ「すげぇ(´｡✪ω✪｡｀)✧*。」

クサビもキラキラした目w兄妹ってそっくり笑

『その話はご飯の後にゆっくりしてください。ご飯冷めちゃうよ？』

3人「「あ....はーい」」

やっぱりカカシさんに似てるな笑

___翌日

ｶｶｼ「(￣□ヾ)ﾌァ...あれ？どっかいくの？」

『ちょっとお墓参りに。すぐ帰ってきますから』

ｶｶｼ「後で俺も行くから」

え？笑

ｶｶｼ「じゃ、また後でね」

まだ寝ててよかったのに...

___

『ママ、来ましたよ』

ママのお墓に花をたむける。

『フタバがね、下忍になったよ。やっぱりカカシさんの娘だから頭はいいみたい(*^^*)』

ママが生きてたらどう言ってくれたかな...

『ねぇ、ママ。ママは私の事産んでよかった？』

私の父は志村ダンゾウ。力のためには手段を選ばない人だった。そんな人の子供を身ごもった母は本当に幸せだったのだろうか....本当は産みたくなかったのではないか...そう考えてしまう日がたまにある。

『私はママが産んでくれなかったらナルトやサクラ、サスケみたいに可愛い教え子ができなかった。それに紅さんやアスマさん、ガイさんといった仲間もできなかった。そして、カカシさんという愛する人をみつけることも....そのあいだに生まれた2人の子供たちにも会えなかった』

本当に私は今幸せだ。だからこそ、いつかこの幸せが壊れてしまうのではないか....そう考えてしまうんだ。

『ママは私が産まれてきた時嬉しかったかな？シカクさんは嬉しそうだったって言ってくれたけど...本当はどうだったのかな....でも、これだけは言える。ママ、私はすごく幸せだよ。産んでくれてありがとう』

ママ....ありがとう。