愛は万人に、信頼は少数の人に (ページ50)

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ｻﾗﾀﾞ「これは飲み水が不足したときに海水を汲み上げてろ過するためのもの。ふだんは空っぽだけど今なら…」

そのために水を！

ﾎﾞﾙﾄ「でも、このタンクも警戒は厳重じゃないのか？」

ｻﾗﾀﾞ「隣を見て。こっちのは古いタンク。システムの変更があって今は使われていないから警備が手薄なはず。
この古いほうに海水を送るための切り替えバルブが中庭にあって、海水の注入が始まったら私がバルブを回して古いタンクに海水がたまるようにするから」

ﾐﾂｷ「人目につきやすそうな場所だけど...大丈夫？」

ｻﾗﾀﾞ「暗くなってから動けば問題ないはず。Aさんは普段通りに船へと向かってください」

『え、でも』

ﾎﾞﾙﾄ「大丈夫だってばさ！それにおばちゃんに何かあったらオレらがカカシのおっちゃんに怒られるしな」

あ...(^^;)

『わかった。でも何かあればすぐに呼んで？治療ぐらいは出来るから』

ﾎﾞﾙﾄ「おう！さて、あとはこの部屋の掃除だな」

周りを見ると....

『綺麗..』

いつの間にか綺麗になっていた。

ｺｸﾘ「ピカピカとまではいかないけど」

ﾎﾞﾙﾄ「コクリ！やるじゃん！」

それからミツキの蛇で周囲をみてもらい、誰にもみられずに私とサラダは解散した。