【ワートリ】うってぃー大好きA級トラッパーは地図も読めない極度の方向音痴でした。【風間隊】 (ページ9)

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Story8 ページ9

うってぃーが帰ってきた。

三上「歌川くん、おつかれさま」

歌川「おつかれさまです。やっぱり強いですね、迅さん」

「斬撃、一発残ってたんだね…」

歌川「オレの勘違いでした。もっとも、風間さんは気付いてたっぽいですけど」

出水『お前の罠使わせてもらった。サンキュー』

いずみんだ。慌てて戦況を見ると、確かに使われてた。いずみんの炸裂弾とごっちゃになってたから分かりづらいけど。

でもなんか複雑。個人的には玉狛側を応援したいけど、実際は城戸さん派だし…

三輪『なにがサンキューだ出水。もう少しで俺の足が削られる所だったのに』

出水『あ、そうだった?けど実際役に立ったしいいじゃん』

三輪っちといずみんの会話が聞こえてくる。もっとも、こんなの秘匿通信で話すようなことじゃなくない?まあ「足が削られてたかもしれない」って向こうに分かったらだめだからね。

歌川「やっぱり玉狛を相手にすると辛いですよね、播磨さんは」

うってぃー気付いてた?

「別に、辛いとかじゃなくて、個人的にはちょっと複雑だなって…」

菊地原「強がらなくてもいいんじゃないですか」

三上「無理しなくていいと思うよ。だって、風間さんの前じゃいっつも冷静なのに、太刀川隊行くとはしゃいでるじゃないですか」

歌川「えっ、そうなんですか…。」

なにを言っているんだ歌歩ちゃん、うってぃーにこんなこと知られたら私のプライドが消えて心が根元から折れるだろーがぁーー!!ていうかすでに知られてるんだから折れてるわーー!!←←

菊地原「でも本命は歌川なんでしょ。この浮気女が」

こ、この野郎…、なんてことを…。

「そもそも私が太刀川隊行く目的はお荷物君を鍛えるのと慶さんのレポートを手伝うのと餅会ぐらい!そんなに行ってない!!」

歌川「そういう播磨さんをみんな望んでるんですよ」

三上「だってAちゃん最近暗いから…」

うってぃーに歌歩ちゃん…前言撤回だよ…。

「お～うってぃー!!それでこそ私の憧れの君だよっ!クリスマス空いてる?」