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Story4 ページ4

迅「駿はまだ来てないぞー」

悠一くんを見ると、なんか笑ってる。バカにされてるみたいでムカつくー。

小南「もしかしてまた迷ったの?」

「そうなんですよー、もうほんと病気なんじゃないかって…」

宇佐美「そのうち遠征で迷っちゃったりして」

迅「まあこれから頑張れよ、『A級3位のトラッパー』」

〜〜〜〜〜

「もう絶対30分経ってるってー」

緑川「ごめん遅くなった!」

あ、駿だ。やけに顔が明るい。本気で思ってんだなこいつ。

「駿、なんか嬉しそうじゃん」

緑川「だって玉狛行くんでしょ!?」

「え、行かないよ?」

……

緑川「だって行くって…」

「『行こう』って私は言おうとしたけど先にあんたが切ったのが悪いんでしょ」

緑川「えーー!?行きたい行きたいー!!」

「やーだね、行かなーい」


その頃、玉狛支部では。

迅「あいつらほんと姉弟みたいだよな」

小南「どうせ付き合ってるんじゃないのー」

〜〜〜〜〜

連絡口到着。いやー、自転車二人乗りってキツいね〜。
私はトリガーを扉にあて、中に入る。

しばらく廊下を歩いていくと、

?「あ、播磨さん。久しぶり」

「あー准くん、久しぶりー」

私は手を振る。彼――嵐山隊長――は隊服を着ていた。任務でもあったのかな?

嵐山「結構長かったね。留学」

「そうだねー。半年でも、全然長かったよー」

嵐山「でも1年でしかも6月から留学って珍しいね。オーストラリアだっけ?」

「確かに珍しいよね。慶さんとか絶対行ってないでしょ」

こうして笑いあえるのも、久しぶりだ。

「なんか変わったことあった?」

嵐山「最近か。爆撃用のトリオン兵がきたかな」

「爆撃か…。初めて聞くタイプだね」

ちょうどその時、時報がなった。時計を見ると午後5時だ。

「あ、じゃあ私皆に会ってくるから、またね」

私は、風間隊の作戦室へ向かってスキップした。


嵐山「――今いないのに…。」


准くんのその一言に私は気付かなかった。

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ラッキーボーダー部隊

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くだります - 太刀川家のちーさん(知颯)@I love炸裂弾さん» 気にするな! (2015年9月13日 18時) (レス) id: f21d3b420c (このIDを非表示/違反報告)
太刀川家のちーさん(知颯)@I love炸裂弾(プロフ) - 三日月LOVE☆さん» ごめんなさいどういう事ですか?(この質問は無視していただいても大丈夫です) (2015年8月23日 22時) (レス) id: 4e68dd5304 (このIDを非表示/違反報告)
三日月LOVE☆ - くだりますさん» お前、そんなキャラだっけ? (2015年8月23日 22時) (レス) id: f2c8cfc51f (このIDを非表示/違反報告)
くだります - 知颯@ボーダー心のスポンサーwさん» 大丈夫ですよ〜!これからも頑張ってくださいね〜! (2015年8月20日 11時) (レス) id: f21d3b420c (このIDを非表示/違反報告)
知颯@ボーダー心のスポンサーw(プロフ) - くだりますさん» ありがとうございます!一応うってぃー押しのつもりなんですがあまり出せていなくてごめんなさい…。 (2015年8月20日 11時) (レス) id: 4e68dd5304 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:知颯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/CHYhome/  
作成日時:2015年8月12日 20時

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