Story13 ページ15
「ランク戦でもしてこよーっと」
私は、主にC級が使っているランク戦用ブースに来ていた。すでに戦闘体になっているため、いつでもできる。
近くのソファに腰掛けると、
C級1「あの人って風間隊の播磨さんだよな。あれって戦闘体なのか?」
C級2「さあ。でも戦闘体には見えないよな」
確かに戦闘体には見えないかも。だってなんといっても私のウリ(?)はこの隊服。普通隊服は何種類かのパターンの中から選んで、隊員皆で(ほぼ)同じものを着るけど、私は違う。カメレオンもあまり使わないし慣れてないから、コストは低くて十分なんだ。
今の隊服は、オーストラリアで改造したもの。白のワンピにカーキのミリタリージャケット。下はチョコレート色で七分丈のジーンズ。腰にはトリガーを入れる白いポーチがついている。部隊章は、このポーチについている。
トリガーの変更は、大体の人が技術者に頼む。正隊員でこれができるのは、私を含めた特殊工作兵の3人だけ。私は師匠である元技術者の冬島さんに教えてもらった。たぶん真衣ちゃんもそうかな?
「誰か戦ってくれる人いないかなー」
私は4年前にボーダーに入った。でも、点の上乗せもなかったし、C級からB級になるまで2年もかかった人だからね。射手としての評価は低い。
?「久しぶりね、播磨ちゃん」
突然だったけど、声を聞いてすぐに分かった。私は立ち上がる。
「加古さん!お久しぶりですっ!」
加古「半年見ないだけでもずいぶん変わるのね。そうだ、ランク戦しない?」
やった!加古さんには特殊工作兵になってからもいろいろお世話になったからね。今までの最高記録は10本で6-4。まだ一度も勝ち越せてないから、頑張らないと。
「はい!ぜひお願いします!」
C級「A級同士の対戦だぞ!」
周りのC級隊員たちもかなり気になるようで、かなりどよめいている。
加古「じゃあ、宜しくね」
〜
「5-5か〜。最高記録は更新したけど…」
加古『だいぶ強くなってると思う。でも二宮くんにはまだ届かないわね』
さすが加古さん。私の本心なんかお見通しでしょ。
「…ですよね〜」
私は、部屋から出る。加古さんも出てきた。
加古「久しぶりに播磨ちゃんとランク戦ができて嬉しかったわ。今度お茶でもどう?」
やっぱオーラがセレブ…。
「あ、はい!またよろしくお願いします!」
加古「それじゃまたね。真衣のこともよろしくね」
歩き方もモデルさんみたいで凄い。スタイルいいもんなー。
加古「そうだ。炒飯あるけど食べる?」
ラッキーボーダー部隊
草壁隊
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くだります - 太刀川家のちーさん(知颯)@I love炸裂弾さん» 気にするな! (2015年9月13日 18時) (レス) id: f21d3b420c (このIDを非表示/違反報告)
太刀川家のちーさん(知颯)@I love炸裂弾(プロフ) - 三日月LOVE☆さん» ごめんなさいどういう事ですか?(この質問は無視していただいても大丈夫です) (2015年8月23日 22時) (レス) id: 4e68dd5304 (このIDを非表示/違反報告)
三日月LOVE☆ - くだりますさん» お前、そんなキャラだっけ? (2015年8月23日 22時) (レス) id: f2c8cfc51f (このIDを非表示/違反報告)
くだります - 知颯@ボーダー心のスポンサーwさん» 大丈夫ですよ〜!これからも頑張ってくださいね〜! (2015年8月20日 11時) (レス) id: f21d3b420c (このIDを非表示/違反報告)
知颯@ボーダー心のスポンサーw(プロフ) - くだりますさん» ありがとうございます!一応うってぃー押しのつもりなんですがあまり出せていなくてごめんなさい…。 (2015年8月20日 11時) (レス) id: 4e68dd5304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:知颯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/CHYhome/
作成日時:2015年8月12日 20時