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Aside
「ん…」
目の前が暗くて良い匂いがする
少し顔を離して確認するとジミナがいて
しっかり腕の中にホールドされてた
絡まった足とか
異様に近い距離に心臓が凄い音を立て始める
ジミナが寝てて良かった
また寝ぼけてなんかわがまま言っちゃったのかな
それを受け入れてくれるジミナの優しさに戸惑いつつ
まだ寝ているジミナの胸にまた頭をつける
ゆっくりとした心臓の音
温かい体温
ジミナが好きな人とうまくいったら
こーやってジミナとのんびりできなくなるのかな
ジミナの優しさに甘えることもできなくなるのかな
幼馴染としての優しさは
彼女ができるだけで関係性が変わっちゃう
なら
今だけ
今だけはジミナを独り占めしてやろう
そう思ってジミナの胸にさらに顔を埋めた
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月1日 19時