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「A、起きて」
A「んう…」
「A〜」
頬をフニフニするとうっすら目を開けて僕の手を掴む
A「ジミナ…?」
「そー、僕」
A「眠い…」
「知ってるよ笑」
A「何しに来たの…」
伸びをしながら聞いてくる
まだ目はつぶってるけど
「起こしに来た」
A「今日なんかあったっけぇ」
「特に」
A「なんなのもぉ笑」
寝ぼけながら返事をしてくる
語尾が伸びるの可愛い
今日は不機嫌じゃないAだ
A「ジミナぁ」
「んー?」
A「こっちきて…」
「ん?」
今、こっちきてって言った??
A「んー、きて」
そう言って弱めに僕の服を掴んでくる
戸惑いつつもベッドに乗るとぎゅっと抱きつかれる
A「ジミナあったかい…
眩しいからジミナにくっついてこのまま…二度寝…」
僕の胸に顔を擦り付けると満足気に二度寝開始
僕はもうバックバクで大変
Aのデレや砂糖にも色々種類はあるけど
こんなの初めてで戸惑いを隠せない
A「スーー」
まったく、人の気も知らないで
寝てるならこっちだって好きなようにさせてもらうからね
僕はAの腰を引き寄せてAの頭をちゃんと胸につけて光を遮断してあげて足を絡めた
起きた時どんな反応するのかな…
Aのおでこにちゅっとキスを落として目を閉じた
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作者名:ビナ | 作成日時:2021年10月1日 19時