【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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「あっそうだ！俺が眠ってる間に刀届いてない？刃毀れしてしまったやつなんだけど」

瞬間、ピシッと空気が固まった

「うっ！刀ですか？刀…」
「鋼鐵塚さんからお手紙は来てます。ご…御覧になります？」
『や、やめとけ炭治郎。あれはその…ちょっと…』

私たちの制止も聞かず、手紙を見た炭治郎
サァーッと青ざめていらっしゃる

まぁそりゃ誰だって、「お前にやる刀はない」だの「ゆるさないゆるさない呪うゆるさないゆるさない(以下略)」だの「憎いにくい憎い呪ってやる」という手紙が来たらビビるよな
え、所々にある赤いやつってケチャップですよね？？？(震え)

「2ヶ月あったんですけど刀は届いてなくて…」
「う、うーん…今回は刃毀れだけだったんだけどなぁ。前に折っちゃってるからなぁ」
『えﾞっお前もう刀折ったことあんの？？？(動揺)』

「鬼に投げつけて失くしたこともあります」と言われた
お前阿呆だな(笑)と言おうとしたが、特大ブーメランがきよちゃんによって返ってきそうだったので黙秘権を行使した


「刀が破損するのはよくあることなんですけど…鋼鐵塚さんはちょっと気難しい方ですね…」
「里のほうに行ってみてはどうですか？直接会ってお話した方が良いかと」

バリッボリッといい音をたてつつきよちゃんが言う
それに対し、いまいちピンと来てなさそうな炭治郎

「里って？」
「刀鍛冶の皆さんの里です」
「えっ行っていいの？」

私と全く同じ反応だ

「はい。Aさんも2ヶ月前にお館様に許可貰ってませんでしたか？」
『いやでもまだ許可降りてない…』
「ひょっとして炭治郎さんと一緒に行きたいんですか！？」
『それは誤解です』
「分かりましたAさん。お館様に許可出して貰いますね！」
『あﾞあﾞあﾞ！！誤解がぁぁああ！！！』




─────それで、現在

「何で許可出たって嘘ついたんですか！？」
『許可降りてないって言ったよ私！？』
「あ、あの、お2人とも…」

私に抱きついて離れない炭治郎
なんとか引っ剥がそうとする私
慌てる隠


…しのぶ様ぁぁぁああああ！！！！！

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