【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

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女子力高めの猗窩座にハンカチを返すと、何故か猗窩座は私をじっと見ていた
いやまぁ私美人だからしょうがな……すみませんでした

「お前、それは…」
『？』

猗窩座の目線を辿ると、私の髪飾りを見ているらしい

『あー、これ？昔、幼馴染みが誕生日にくれたんだよ』

その後、お返しとして幼馴染みの好物集られたんだっけなぁ…(私の誕生日なのに)
ふ、財布からお金が消し飛んだのも今となっては良い思い出だぜ…(遠い目)

にしても、髪飾りに興味示すなんて意外だな
…ん？
さっきの女子力の高さ、髪飾りに興味示す発言…
まさかコイツ…

『女子に性転換したいの？』
「何がどうしてそうなった？？？」

今までのことから推測しただけですけど？？

「昔、こんな感じの髪飾りを着けている人が居た気がして…」と、言いながら髪飾りを触る猗窩座

は、はぁ…？
唐突に過去編に入られても…

『それは、人間の時の記憶？』
「…たぶん。大切な人が3人…いた気がするんだ。でも、それ以上は分からない。何も思い出せないんだ」
『……………』

心なしか悲しそうに言う猗窩座
…どうやら私は、開けてはいけない扉を開けてしまったようだ

私が軽く悟りを開きかけた瞬間

琵琶の音と共に、景色が変わった

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