【鬼滅の刃】モブですが何か？？？2

11　上弦集結 ページ4

唐突だが、皆さんは彼を覚えているだろうか

そう、猗窩座(天然系顔面国宝)のことである

彼とはあれ以来会っていなくてとても幸せを感じている私

っていうか、これ以上悩み増やされてたまるか
いい加減過労死するわ、ふざけんなあのタンポポ頭！(理不尽の極み)


だが、その幸せが現在進行形でぶっ壊れかけている

ここまで話せば勘の良い皆さんなら分かるだろう

「…あ、」

その声が聞こえるが早いか、私は過去最速で駆け出した

走れ私！
まだ彼は気づいていないはずだ！
しのぶ様の蝶屋敷まで辿り着けば…って待って待ってなんか追いかけてきてるんですけど！？
えっ待ってマジで早くね追いつかれるんだけどあっアッちょっっっっっ(混乱)

「はぁ…やっと捕まえた」

ガシッと襟首を掴まれ、私はいとも簡単に捕まった
ｸﾞｴｯ首が若干絞まってて苦しいっす兄貴…

『あ、猗窩座の兄貴。ちと苦しいんで離して頂いても…？』
「あぁすまん」

その言葉と共にパッと離される
唐突だったので、私は顔面から転んだ

いつも受け止めてくれてありがとな地面…
来世では高身長ハイスペックイケメンに擬人化して迎えに来てくれ…(無理)

「いつまで地面にへばりついているんだ？顔面が泥まみれだぞ」
『誰のせいだと』

すっと起き上がると、何故かハンカチを渡された
どうやらこれで顔を拭けってことらしい
いや女子力高っ
私ですらハンカチ今持ってないのに…




(ハンカチありがとう、姐さん)
(は？)

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