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49、涙―5 ページ16
〜春side〜
『...うわぁぁ!!』
姫乃の泣き叫ぶ声が聞こえる。
俺はいったいなにをしているんだ？
庭の木の後ろに隠れて。
春「っ、なんなんだよ…
この気持ちはよ...くそっ！」
胸が締め付けられて息苦しい。
【どうして姫乃の話を聞こうとしなかったんだ？】
(あいつが話そうと＿＿)
【していただろ？ 現実を受け止めるのがそんなに怖いか？】
(っ...ちが、う。)
【何が違うんだ？ 俺はそんなに弱くないはずだ】
俺は、俺に何も言い返せなくなった。
空を見上げると星が輝いていた。
・
・
・
×「ねぇねぇ、ハル！星、キレイだね！」
春「っ!?」
なんだ今の...空耳、か？
春「嫌いになろうとしてなれるわけないんだな。」
月明かりに照らされた、ネックレス。
俺は、けっきょく美唯の家に戻った。
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Maa＊(プロフ) - 面白くなってきましたね！この先が楽しみです★ (2015年12月1日 21時) (
レス) id: 0997d5eb23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：癒華 | 作成日時：2015年11月14日 0時
