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3,温泉街 ページ3

私が目を覚ましたのは、和室だった。




どこからともなく、温泉の匂いがする。




ここは、どこなの?





とても不安だった。




北斗さんはどこ?




心の中で何度も名前を呼んだ。




現れるはずがなかった。





現れたのは、母と同じ位の年齢の和服着た人。




??「起きたのね、びっくりしたわ、


あなた、無人駅で浴衣1枚で倒れてるのだもの



私、アケミっていうの。あなたは?」




咄嗟に名前を聞かれて戸惑った。



夢「私は……………あれ…私は、…









だれ?」





嘘、そんな筈ない、私は、北斗さんに会いに…ここまで来て…!



頑張って前の世界のことを思い出す。



けど、全然思い出せず、遠い記憶になっている。




白いモヤがかかって、思い出そうとすればするほど、逆効果だった。




待って…そんな筈ない!




私は!




夢「あ……………あ、あ!」




喋れない。泣きながら頭の中で自問自答を繰り返す…




ちゃんと思い出せるのは





「北斗さん」




この4文字だけ






夢「私は……!」




アケミ「大丈夫!?落ち着いて!

ゆっくりでいいのよ」





しばらくして、泣き止んでから言った。





夢「ここは…どこですか?」




アケミ「ここは○○、温泉街よ」



夢「えっと…私は夢ノ咲学院まで行きたいんですけど…」




アケミ「ここでは聞いたことない学校ね…


そこの近くがあなたのお家なの?」



思い出せない…けど、そこに行かないといけない気がする。



『ユメノサキガクイン』




この言葉とても頭に残る


どっかで聞いたことがある。






夢「きっと…そうです」




アケミ「そう…けど、聞いたことが無いの。ここら辺の地名じゃないわね。




あなた…行く宛はあるの…?」



私は首を振った。




アケミ「そう…じゃあここに入ればいいわ。


ここはね、旅館なの。思い出すまでいていいから。」




私は甘えるしかなかった。





夢「ありがとうございます…」

4,温泉街2→←2,忘れない



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設定タグ:あんスタ , 氷鷹北斗 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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蒼穹(プロフ) - ドーナツさん» コメントありがとうございます!そんな…もう勿体ない言葉をありがとうございます…!少しでも北斗さん推しの方を癒せるような小説にしたいので、そう言って貰えて嬉しいです!!!これからも頑張ります!! (2018年5月14日 22時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 最高!最高すぎます…!北斗推しにはたまりません…!前からずっと読ませて頂いてます!これからも頑張って下さい! (2018年5月14日 22時) (レス) id: d36425fd5b (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - ほたるさん» 前の作品も読んでいらしたんですか!?あああああ!ありがとうございます!この作品も引き続き読んでいただき、とても嬉しいです!!はい!!これからも赤面して頂けるように頑張ります!!!! (2018年4月12日 22時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 前の作品も読んでました!続編が出てすごく嬉しいです!!!恥ずかしながら赤面しまくってます。これからも頑張ってください!! (2018年4月12日 21時) (レス) id: 55e72a0bed (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - キャンドルさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても嬉しいです。毎日の癒しとは…!!!!!あああ少し恥ずかしいです。これからも頑張ります! (2018年4月4日 12時) (レス) id: eb735c49c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼穹 | 作成日時:2018年3月22日 1時

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