41ありがとうございます。彦星さん ページ42
深く深呼吸をした。
心の中で泣くなと、強く念じた。
中３になって、受験も近づきでピリピリし始める人が出てきた。私の周りでも亀裂が入った。
私は、志望校のために勉強する時間を増やし、塾の授業も増やしてもらった。
いつの間にか、仲のいい人が遠くなっていた。当たり前だ、一緒に帰ることも遊ぶこともなくなったから。
そして私は、空気が読めない奴というレッテルが貼られた。
それがクラス全体にまで広がった。
今までの亀裂が無かったかのように。
遠くで私を見てケタケタ笑う人、１ヶ月前まで仲が良かったのに、当たり前のように無視するひと。
友達が他人になった。
当たり前のように私を遠巻きにした。
成績が良くなっても、嬉しくなかった。私より上の人は見下して、私より下の人には妬まれた。
自分に言い聞かせた。負けるな、大丈夫。逃げるな。
だけど、体は正直だった。
強いストレスで体調不良が続いてた。
もうダメだ。そんな中で私はトリップした。
北斗｢逃げる…お前は…いや、
逃げるのは、悪くない。
俺は、大事な仲間が大変な時に一緒に戦ってやれなかった。
支えてやれなかった。けどな、逃げた所で
ある人が、俺に勇気を与えてくれた。
そして、大事な仲間が待っててくれた。
A、逃げた先輩としてアドバイスをしよう。
逃げることは悪いことではない、【逃げてる】と考えるな
ちょっとした、休憩時間と考える時間と考えるんだ。
その間にも、支えてくれる人はきっと来る。人ではなく、
自分で何とかしてしまうこともあるだろう。けどな
無理だけはするな。最後は自分に正直でいろ
あと１週間、俺がAを支えてもいいか？｣
なんか、今私が欲しい言葉を全てくれた。
今の言葉で私は、楽になった気がする。というか、是非とも支えて欲しい
心の奥のとれなかった塊が全部なくなった
ああ、もう限界だ
北斗｢おい、そんなに泣くな。俺じゃ不満か？｣
夢｢違っ…います。嬉しくてっ、あの、えっと…
初めてで、こんな…こんな……｣
北斗｢辛かったな…｣
と、背中をさすってくれた。泣き止むまでずっと。
夢｢私が…私が織姫だとしたら、北斗さんは彦星ですね。｣
ちょっと、自分が情けなくなってイタズラぽく言ってみた。
北斗｢織姫は彦星に会いたいと思って現れるのだろう。
また今度、もしAが現れる機会があるのなら、
俺はAの彦星になってみたいものだ｣
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R I N A.(プロフ) - 蒼穹さん» ヾﾉ≧∀≦)ｲｴｲｴ!こちらこそ毎回楽しみにして読ませていただいているのでそんな風に言ってもらえて嬉しいです!!!!ありがとうございます!!!! (2017年8月8日 20時) (
レス) id: 4b490270a8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - R I N A.さん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただいて、凄く嬉しいです！切なさがしっかりと伝わってることが分かって、少しホッとしました。これかもよろしくお願いします！ (2017年8月8日 15時) (レス) id: 0fd15a8299 (このIDを非表示/違反報告)
R I N A.(プロフ) - むちゃくちゃ面白いです!!!!なんて言うんでしょう…。恋してて最推しに会えた半分、もうすぐ帰らなければいけない悲しさと切なさがあって涙が出そうになります…。私も北斗最推しなのでほんっと…!!更新楽しみにしてます!!! (2017年8月5日 22時) (レス) id: 4b490270a8 (このIDを非表示/違反報告)
音(リズム) - 幸せです北斗最推しのトリスタPの受験生とはぁぁあ！！！状況が全く同じで私もトリップしたくなりましたありがとうございます大好きです北斗((更新ふぁいてぃんです！ (2017年7月22日 19時) (レス) id: 8dafc91d48 (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - ぐるぐるめがねさん» ありがとうw (2017年7月18日 20時) (レス) id: 0fd15a8299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼穹 | 作成日時：2017年7月17日 22時
