11. ホントとウソのハナシ。 ページ11
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甘い言葉が身体中に染み込んでくる。
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……ーー和也「付き合ってみる？俺たち。」
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＊「おい、広瀬！客名間違ってる。」
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後輩「広瀬先輩。この最終デザインチェックなんですけど……？ 先輩？ 広瀬先輩！！」
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あの後
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……ーー和也「どうする？ YES or NO？」
『あ、の。カズ……』
和也「……驚いた？」
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和也「好きなのはホントで付き合うのはウソ。」
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なんて言って去っていったのが数日前の話で何事もなかったような感じで接してくるカズとまだ何が何だかよく分かってない私。
動揺？1人おかしく引きずって普段ミスらないミスもして、それは仕事でも影響があって
パソコンに“あああああああああ”なんて“あ”の連続とか書類のミス、後輩から呼ばれてもボーとする。
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そして、良くなったと思ったらコレだ。
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横浜「広瀬先輩。これ森田さんがインデザの松本先輩に。って」
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1つ下の後輩、横浜くん。別の名は流れ星くん。
そんな彼は会社入った歴で言えば、1つしか変わらないのに敬語や先輩と付けるのは彼なりのルールらしい。
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そんな彼の一言により持ってたお気に入りのペンを思いっきり床にゴール。
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12. インデザとデザ部。→←10.付き合ってみる？俺たち。
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作者名：茉白 | 作成日時：2019年5月3日 21時
