第２弾 銀魂彼氏の反応集

記憶喪失になってみた２ ページ36

桂小太郎
「違う、違うんだA…幾松殿ではないのだ…俺の恋人は…っ」
記憶喪失の貴女を連れてきたのは、二人でよく来てきた幾松さんがいるラーメン屋の北斗心軒。
仲睦まじく話す彼と幾松さんを見て、"仲の良い恋人"だと口にして微笑んだ貴女。
それに彼は、え…、と箸を落としてしまいます。
愛する人に誤解をされるのは辛い。



坂本辰馬
「ゆっくりでいい…ゆっくりでいいんじゃ、無理に思い出そうとしなくていい…」
ゆっくりでいい…彼はそう言っていますが、今すぐにでも記憶が戻って欲しいと思っています。
それでも貴女が何よりも大事ですから…
自分の気持ちは抑え込んで貴女に寄り添う。
元気に振る舞う彼ですが、彼の本当の思いは…。
記憶が１日でも早く戻る事を願っています。



吉田松陽
「忘れられる事がこんなにも辛いなんて…」
夜、眠っている貴女の側でそんな言葉を溢す彼。
記憶喪失…そんな事がふたりの間に起きるとは、
思ってもいなかったですから。
貴女の手に優しく触れたあとに手を握ります。
そしてそんなに簡単に戻らないと分かっていても彼は願うのです。元の貴女が帰ってくるように…



河上万斉
「…、いい音が出せぬ。身が引き裂かれそうな程酷く痛い音色…自分でも聞いておれん…」
遠目で貴女の様子を見守りながら三味線を奏でる…
何時もは優しく、聞いていて心地が良かった三味線の音色が今では聞けない程酷い。
その理由は他でもない貴女にあるのですが…
悲しさに浸る彼の心を表す三味線の音色。
今は記憶が無くともきっと元に戻りますから！
貴女は笑っていて下さい、それが彼の救いです。

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