85 夢の記憶 ページ47
共通点があるならそこから思い出せばいい。
なんだ、簡単じゃないか。と僕は眠りについた。
色々あったから疲れてて、すぐに眠れた。
ーーー
「....A、A。」
僕を呼ぶ声。怖いけど、懐かしく、優しい声。
多分、兄ちゃんの声。
「A、聞いて....俺ね........」
改まってなんだろう。兄ちゃんの声、震えてる....?
「....俺ね、死んじゃった。」
....え、?
「A、生きて........」
待って、待ってよ!兄ちゃん!!
どこにいるの!?出てきて!
「A!!テメェってやつは!!ふざけんじゃねぇよ!お前は俺がいなかったら!」
ヤダ!殴らないで!兄ちゃんっ!助けてっ!!
「テメェの兄貴は死んだんだよ!それを無かった事にしてっから発作だなんだって起こるんだろ!?うぜぇよ!」
殴らないで!蹴らないで!
痛い、痛い....兄ちゃん!助けて....っ!
「だから兄貴は死んだんだよ!!」
死んじゃやだ!死ぬもんか!
兄ちゃん!兄ちゃん....!
「............ちっ」
兄ちゃん....僕、強くなるから....だから....帰ってきて....
兄ちゃん、ごめんなさい....帰ってきて....。
「A。」
....?
「ごめんな、親父があんなんで。ほら今日から俺がお前の兄ちゃんだ。」
....にぃ、ちゃん....?
「俺はお前を置いてかない、な?泣きやめ。」
兄ちゃんが....帰ってきてくれた....?
「さっきのあの男の人は俺とお前の父さんだ。
暴力を振るうのは昔から。でもな、俺が守ってやるから。」
ありがとう....兄ちゃん....。
「いつか必ず。あの親父を殺してやる。」
兄ちゃん?
「あ、いや、なんでもない。ほら帰るぞ。」
うんっ!あれ?あの女の子は?
「樹魅、挨拶しなさい。」
「私、樹魅。君は、A。私達姉弟。よろしく」
きみ、ちゃん?
「うんっ!樹魅ちゃんっ!」
兄ちゃん、姉ちゃんができたよ。
「あぁ、よかったな」
ーーー
貴「....なんだったんだろ、今の夢」
白「起きて第一声がそれ?w」
零「ま、元気なら何より。」
貴「あれ?テレビの中にいた人達だ。」
白、零「(´^ω^`)ブフォwww」
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鮎(プロフ) - イアチさん» どうも有難うございます(ノ*°▽°)ノ (2015年5月18日 20時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
イアチ(プロフ) - えーと、とてもいい作品ですね! (2015年5月17日 18時) (レス) id: 1ba8b1be67 (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - 白亜@Uni☆さん» それはバッチリなのだろうか....笑。さてさて!次からコメントも3の方に移りましょうね!(((こっちに来るのがめんどいとか言えない (2015年1月28日 2時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
白亜@Uni☆(プロフ) - 鮎さん» もうバッチリっすwwww 期末テストいろんな意味で終わりました(( (2015年1月27日 22時) (レス) id: f7b9eeebab (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - 白亜@Uni☆さん» 祝いどうもありがとうwwインフルはよくなった?? (2015年1月27日 2時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鮎 | 作成日時:2014年9月13日 0時