【ぬらりひょんの孫】〜闇に唄えば〜パート4

百ニ十四話 ページ5

ガキィィィイイイイインン！！！

耳をつんざく金属音が響く

沙「おー、怖い怖い」

沙羅は今だに笑っている

リ「殺す！！てめえだけは、絶対に殺す！！」

紅く……怒りと憎しみを宿らせてリクオは、叫ぶ

沙「あっさり殺されても嫌だよ？」

ズバン！！

リ「グハッ！！」

隙を見て沙羅がリクオの脇腹を斬る

着流しから紅い鮮血が滲む

首(今の内にAを…)

首無がリクオの事を心配しながら倒れているAの元へ行こうとするが……


沙「そうはさせないよ？」

ガシャン！！

首「っつ？！」

Aの周りを囲むように影が円を描き、そこから巨大な鳥籠が現れAを閉じ込めた

沙「君も別の所に行ってて」

パチン

首「リクオさ」

首無は影に包まれ、影が消えた時にはどこにもいなかった

リ「首無！！」

沙「別の所に行ってもらっただけだよ」

ドガン！！

リ「がはぁ！！」

沙羅に蹴りを入れられリクオは、柱に激突する

沙「これで、終わりじゃないよね？」

沙羅が言う

リ「んな…わけ…あるかよ……」

リクオは、ゆっくりと立ち上がる

リ「言っただろ……てめえは絶対に殺すって…」

リクオは、沙羅を睨みつける…

沙「そう来なくっちゃ♪」

沙羅は笑った

見て下さい！！→←百ニ十三話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す