百四十八話 ページ31
ドンチャンドンチャンと屋敷は騒ぎ立っている
狼藉者と一緒の宴会である
A「ふぅ……」
縁側でAが息を着く
火照った身体に冷たい夜の風が心地良く当たる
A「いろいろあったな…」
リクオと出会い、恋に落ち、結ばれ
沙羅に出会い、妖唄族の真実を知らされ苦しみ
狂月と出会い、自分の本当の畏を知った
A「どうか、消えませんように…」
リ「何が消えませんようにだ？」
A「うわ？！」
思いにふけこんでいた時、突如目の前にリクオの姿が現れ、思わずAは驚く
A「もう…驚かせないでよ！！」
リ「わりぃ、で、何が消えませんようにだ？」
リクオは、謝るが、全く悪びれてないようだ
A「どうか、いつまでもこんな日々が続けばいいな…って」
リ「ふーん」
リクオは、Aの隣に座る
リ「消えるって思うのか？」
A「ううん、ただ、妖も人も……進む先に何があるか、知ることは出来ないから…」
Aは、ぼんやりと月を見上げる
今宵は朧月夜だ
A(もしかしたら……リクオもあの月のように、消えてしまうかもしれない…)
そこに居ると思って目を離せば、消えてしまう…
何度叫んでも、手を伸ばしても、そこに居ない
そう思っていると
リ「A、こっち向け」
A「え？」
振り向いたその時、リクオにキスされた
いつもよりも、優しく、強く…長く
A「……ぷはっ」
唇が離れると、リクオは、笑ってる
リ「消えねぇよ、これからも、ずっと、ずっと今のような日々がある」
A「……うん、そうだね…」
きっと、あなたはずっと側に居るよね
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＿＿＿＿＿＿闇に唄えば＿＿＿
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あなたに届くよね…
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蒼井詩桜里 - 完結おめでとう！ギリギリ間に合う？ことが出来ました！コメントすることができなくて、ごめんなさい！ (2014年4月6日 2時) (
レス) id: c16b9d2f82 (このIDを非表示/違反報告)
癒羽日 - 完結おめでとうございます！！この話大好きです♪これからも頑張って！ (2014年3月13日 22時) (レス) id: 751392f705 (このIDを非表示/違反報告)
人徳を尽くして天命を待つby,真ちゃん&月夜 - こんにちは！月夜です♪お久しぶりですね♪っていってもわかんないか！桜とか瑠璃で思い出してくれるといいな♪咲夜と仲が良かった(？)瑠璃ですよ♪完結おめでとうございます！これからも頑張ってくださね♪ (2014年2月11日 20時) (レス) id: b36de32268 (このIDを非表示/違反報告)
スハン(プロフ) - 楽しみにしてます! ぬら孫また書いてください！ (2014年2月9日 21時) (レス) id: 0130c44dd8 (このIDを非表示/違反報告)
月唄姫(プロフ) - スハンさん» ありがとうございます、今、作りかけの小説があるので、もう少ししたら、そちらの小説を書き始めます！！ (2014年2月9日 21時) (レス) id: d4abe7b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月唄姫 | 作成日時：2013年10月23日 18時
