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百三十ニ話 ページ14

いつの間にか、辺りにいた妖怪達はすでに半分以上も消えていた…


……いや、消えていった妖怪達が誰なのかも、わからなかった


A「あはは♪ みーんな、きえちゃうね〜♪」


子供のようにはしゃぐAの瞳は、妖しくも鮮やかに輝きを増している


A「あはは♪あはは♪」



リ「A!!目を覚ませ!!A!!」



リクオの声はAの耳には届かない



A「つぎは〜」



くるりとAが向きを変える


A「きーめた♪」



……振り向いた先に居たのは、氷麗だった



鯉「逃げろ、氷麗!!」


鯉伴が叫ぶ


氷「あ……あぁ……」


しかし、Aの『畏』に囚われた氷麗は、ピクリとも動けない


狐「っつ!!」



狐乱が、氷麗を庇うように立つ



A「邪魔」


ブスッ!!


狐「がはっ…」


一瞬にして間合いを取ったAが狐乱の脇腹を刃で貫く


力を失った狐乱はお面の姿に戻る


氷「狐乱さん!!」


Aは、クスッと笑う


A「この際、二人共きえちゃって?」


ゆっくりとAは近づく


氷(リクオ様……申し訳ござません…氷麗は、Aを守る事が出来ませんでした…)



目尻に涙をいっぱいに溜め、目を閉じた時



?『ちょいとアンタ、私の娘に何するの?』



ヒュゥゥゥウウウウウウ!!!!



A「っつ?!」



猛吹雪が起こり、Aを吹き飛ばした



?『ククッ、やはり雪麗は、怖いのぉ?』


ガキィイイン!!


Aが、吹き飛ばされた背後から、長ドスが振り下ろされる


Aは、瞬時に防御にはいる


やがて、吹雪が晴れると……


二人の影が現れた



ウエーブのかかった黒髪に氷麗と同じ白い着物マフラー…
違うのは、模様が蝶で瞳は、赤紫色の女性…



もう一人は、リクオや鯉伴と同じ、重力に逆らった、金色と黒の髪
瞳も髪同様の黄金色……



鯉&リ「「親父(ジジィ)?!」」


氷「お母様?!」


そう、初代百鬼夜行の一員である、雪女の雪麗と…

その主、ぬらりひょんであった…

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設定タグ:ぬらりひょんの孫 , ぬら孫 , リクオ   
作品ジャンル:アニメ
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蒼井詩桜里 - 完結おめでとう!ギリギリ間に合う?ことが出来ました!コメントすることができなくて、ごめんなさい! (2014年4月6日 2時) (レス) id: c16b9d2f82 (このIDを非表示/違反報告)
癒羽日 - 完結おめでとうございます!!この話大好きです♪これからも頑張って! (2014年3月13日 22時) (レス) id: 751392f705 (このIDを非表示/違反報告)
人徳を尽くして天命を待つby,真ちゃん&月夜 - こんにちは!月夜です♪お久しぶりですね♪っていってもわかんないか!桜とか瑠璃で思い出してくれるといいな♪咲夜と仲が良かった(?)瑠璃ですよ♪完結おめでとうございます!これからも頑張ってくださね♪ (2014年2月11日 20時) (レス) id: b36de32268 (このIDを非表示/違反報告)
スハン(プロフ) - 楽しみにしてます! ぬら孫また書いてください! (2014年2月9日 21時) (レス) id: 0130c44dd8 (このIDを非表示/違反報告)
月唄姫(プロフ) - スハンさん» ありがとうございます、今、作りかけの小説があるので、もう少ししたら、そちらの小説を書き始めます!! (2014年2月9日 21時) (レス) id: d4abe7b5d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月唄姫 | 作成日時:2013年10月23日 18時

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