33話目 ページ45
雪「あっ、起きた」
『起きちゃ悪いか…』
上半身を起こし背伸びをする。
雪「別に…ん、お粥」
ベッド付近に置いていた小さな机にお粥の入った器を置いてくれる雪音
雪「調子はどうなの」
『あー…多分良くなったと思う』
作ってくれたお粥をちびちびと食べながらそう答える。
いい塩加減で美味しい。
雪「本当、馬鹿なんだから…ぶっ倒れるまでなんでそんなに頑張んの」
不思議そうに首を傾げる雪音。
なんで、と言われても…なぁ…。
答えに困ってると雪音はため息をついた。
雪「全く、頑張るのも程々にする。ただえさえ実家離れてんだから」
『ん、極力努力する』
雪「極力？」
『絶対守ります…』
こういう時だけ本当頭が上がらない。
雪「んじゃ、俺明後日には帰るから」
『じゃあ、今日と明日は泊まっていくって事か』
雪「そういう事」
歯を見せながら笑顔を見せる雪音。
こうやって見るとやっぱり幼いんだなぁって思う。
『あ…忘れてた。明日俺バイトだから遅くなるから鍵置いて行くわ』
雪「えっ、バイトしてんの？意外すぎる……」
こんなたわいない話をしていると誰かが扉をノックする音が響く。
『はーい』
零「失礼するぞい？」
扉から顔だけを覗かせる零がこちらを心配そうに見つめる。
『どうした？零』
零「あぁ、そろそろ我らは御暇しようかとな…」
『あー…わざわざありがとうな。また明日会おうな零』
じゃあまた明日と零はそう言い俺の家から出ていった。
あの5人が来てた為帰ると家は静かに感じる。
雪「兄さん……俺さあの赤髪の子苦手だわ…」
相当腹立ってるんだろう眉間に皺を寄せ苛立ちが隠せてない雪音。
珍しい、滅多に怒らないのに。
『どうして？夏目いい子だぜ？』
雪「いや、なんか血縁関係じゃないのに兄さんの事兄さんって呼ぶし…なんというか、うーん」
『なになに？嫉妬してんの？』
ニヤニヤしながらふざけたように聞くとバッと顔を上げる。
雪「多分…？」
『えっ、嫉妬なの…』
雪「あー！もうこの話は終わり！兄さんは風呂沸かして！俺は飯作る！」
こうして、俺と雪音は夕飯を食べて風呂に入り眠りについた。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
終わり方がグタグタですいません…。
あんスタ新しいキャラの情報出ましたね〜
身勝手ながら、夕暮と相性良さそうだなって思ってます！
身長も同じ、一人ユニットって所が似てるなって
ラッキーカラー
あずきいろ
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なーちゃん - 青い鳥の方でもフォローさせていただいています、なーちゃんです笑。いつも飴細工さんの作品を楽しみにしています！これからも頑張ってください！！ (2017年1月3日 2時) (
レス) id: e7dadc1882 (このIDを非表示/違反報告)
飴細工(プロフ) - すずめ缶さん» すずめん〜!!ありがたい!!リクエストもちゃんと消費してるから楽しみにしといて!!(●´ω`●) (2016年9月20日 23時) (レス) id: 4304030f22 (このIDを非表示/違反報告)
すずめ缶(プロフ) - おめでとう！これからも応援してるよ（あおすずめ） (2016年9月20日 21時) (レス) id: 2c538e8b11 (このIDを非表示/違反報告)
飴細工(プロフ) - 珀麓さん» 満足していただけて光栄です！ ありがとうございます！遅いですが更新頑張ります〜！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: 4304030f22 (このIDを非表示/違反報告)
珀麓(プロフ) - 守沢先輩のヤンデレ美味しかったです((殴とても素晴らしかったです！これからも更新頑張ってください！ (2016年9月19日 17時) (レス) id: a567cf206e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴細工 | 作成日時：2016年8月13日 6時
