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退治 ページ25

次の日の朝。





水上「おはよう、A。」




「あっ水上くん、お、おはよう…」





ああああああ、もう完全に意識してます感出てるじゃんわたし!


水上くんは冷蔵庫から牛乳を取り出した。


よし。普通に接するんだ、わたし。


「牛乳美味しい?」



水上「え?美味しいけど」


「あ、よかった〜。





水上くん毎朝牛乳飲んでたら牛になっちゃうよ〜笑」





水上「…。」



うっっっっやばい。



普通が何かわからなくなっている。



私は諦めて朝食の準備を始めた。


まあ、準備と言っても今日は一限から授業で忙しいからパンにレタスやら卵やらをのっけるだけ。




水上くんと暮らし始めてからかなりの日数が経ち、




水上くんの生活が少しずつ見えてきた。



水上くんは朝起きるとまず顔を洗う。

そしてすぐに着替える。


私が出した朝食は全部食べてくれる。



そして髭剃りと歯磨き、髪の毛をある程度整える。





そして私のメイクを待ち、一緒に大学へ向かう。






先行ってていいよって言っても、私のボディーガードだからとかなんとか言って



待っててくれる。




優しい…。




水上「俺の髪の毛にゴミついてるなら取ってよ。」





「…は?」




水上くんはテーブルについてパンを食べながら私に変なことを言ってきた。




「ゴミ?ついてないけど」




水上「じゃあなんでそんなに俺のこと見てるの?」






あ、あ、あ。


どうやら私は


ずっと水上くんのことを見ていたらしい。




「い、いや、ゴミついてるついてる



取ってあげるよほらっ!」





私は水上くんの髪の毛を触った





「あっっ。」




触った後に気づいた。




私、水上くんの髪の毛に触れてしまった。



心臓がドキドキしている。




水上「どうしたの」





「あ、いや、水上くんの髪の毛って意外とさらさらだよねーって、あはは」






水上「…さっきからA変だけど大丈夫?」






「し、失礼な。大丈夫だよ。水上くんこそ早くG倒さなくて大丈夫なの?」





私は心臓を落ち着かせながら言った。





水上「あー、それね。」





水上くんはごちそうさまと言いながら立ち上がって食器を洗い始めた。






水上「ホイホイにくっついてた。




今日のうちにここでるよ。」






え…?









ここでる?





水上「長い間お世話になりました」




水上くんがお礼を言う一方で私は呆然としていた。

そして→←お風呂 ※誤字訂正



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ayana・tdo・qk・cb(プロフ) - いや、普通に付き合ったあとのお話読みたいです。居ますここに笑余裕があれば書いて欲しいです。絶対読むんでぜひ。 (2020年4月12日 23時) (レス) id: cf3c86d772 (このIDを非表示/違反報告)
空白@吹部@Tp@不定期浮上(プロフ) - まいちるさんのペースで全然いいので続編待ってます!(なんか上から目線ですみません) (2020年4月10日 3時) (レス) id: 16e27b9642 (このIDを非表示/違反報告)
Ringo28ftb(プロフ) - 完結おめでとうございます!もうほんとドストライクに好きな作品です!!!続編もよみたいなぁ…なんて思ってたりします… (2020年4月9日 0時) (レス) id: f450b250a6 (このIDを非表示/違反報告)
ほしめる(プロフ) - 夜中に一気読みして1人でずっとキュンキュンしてました!すごい面白いお話でした!よければ続編見てみたいです…完結おめでとうございます! (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6314eccbe7 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 完結おめでとうございます!良ければ続編読みたいです…… (2020年4月8日 23時) (レス) id: 1340a6aafd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まいちる | 作成日時:2020年1月20日 11時

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