【ONE PIECE】繋がっている仲間の絆〜fifth〜

No.197 ページ5

ルフィ「よーし岩場ァ!!


皆〜〜!!早く岩場まで行くぞ〜〜!!じゃんけんで勝った奴が全員の荷物を運ぶんだァ〜〜!!」

ウソ「勝手に決めんな！」

サンジ「普通負けた者が運ぶんたろうが」


自分に当たったらどうするのか…。


ルフィ「おうし、行くぞー!!


じゃんけん」

皆『ポン!!』

ナミ「待ちなさいよ！」

ゾロ「おめェ、後だししたろうが!!」

ルフィ「うほほ〜〜！勝ったァ〜〜!!」

ナミ「バカ」


貴女「ぷっ…」

勝ったんだから、荷物持ちだな。



───
─



ｽﾞﾙｽﾞﾙ…


ルフィ「ア〜〜


重い…重いぞ、暑いし…」

ﾖﾛﾖﾛ…


ルフィ「じゃんけん勝ったのに、何でだ〜〜…？」

サンジ「お前がじゃんけんで勝ったせいだろ、黙って運べ」

ナミ「落とさないでよ〜〜」


ルフィ「ア〜〜…」


ウソ「ん〜〜………


……ややっ!!!前方に岩場発見!!」


それを聞いた瞬間、ルフィの顔が輝く。


ルフィ「ほんとかっ!!?



休憩タイムだーーーーーーーっ!!!!」


ﾄﾞﾋｭﾝ!!


ウソ「速ェな!!」


すぐにルフィは見えなくなった。


ルフィ「大変だーーっ!!」


なのに、荷物を置いて戻ってきた。


ウソ「何だあいつ……戻ってきたぜ？」


ルフィ「大ケガして動けない鳥がいっぱいいるんだ!!


チョッパー!!」


チョ「うん！」

ﾀﾀ…


ルフィ「よし！行くぞチョッパー!!」

チョ「うん!!」


ビビは何か考え込んでる様子。


ルフィ「鳥を助けるんだー！」

ビビ「鳥!!?ちょっと待ってルフィさん！その鳥ってまさか…!!」

ルフィ「え？」


とにかく岩場に行ってみると、鳥なんていなく、荷物が全て消えていた。


ルフィ「あーーーーーー!!?」

ゾロ「荷物が全部消えてるぞ!!?」

ビビ「やられたわ…」


羽が周りに落ちてるし、鳥に奪われたってこと？

頭のいい鳥がいるもんだな。


私は荷物預けてなくてよかった。
ウエストポーチだけだし。


ルフィ「ほんとなんだ!!ほんとにさっきここに死にそうな鳥がァ!!」


ビビ「ごめんなさい…話しとくべきだったわ……


“ワルサギ”は旅人を騙して、荷物を盗む砂漠の盗賊よ」

ルフィ「何ィ〜〜〜!!?」


ウソ「鳥がケガしたフリを？


…そりゃサギじゃねェか!!」

ビビ「そう、サギなの」


鳥にダマされるって……

……まさか鳥に荷物盗まれるとは考えねェか。


ルフィ「ダマされたのか!?」


ﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞｯ

サンジ「ルフィ!!ダマされたじゃすまねェだろ!!!」


サンジはルフィの胸ぐらを掴む。


.

No.198→←No.196

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す