No.218 ページ31
サンジ「ウソップ遅れてるぞ」
夕方になると、ウソップはまたもやヘトヘトになっていた。
サンジ「男の根性ってのを見せるんじゃなかったのか?」
ウソ「あー……あれは心意気を言っただけでー……」
貴女「大丈夫?顔青いけど」
ナミ「しっかりして。もうちょいだから」
ビビ「…………」
ビビはまた心配しているようで、ナミになぜそこまで仲間を信じれるのかを聞いていた。
ビビ「…Aさんにも、信じられる仲間が?」
貴女「え?私?」
話をふられると思ってなくて、驚いてしまった。
貴女「………んー…」
一番に思い浮かんだのは、“彼”の顔。
貴女「…うん、そうだね。ルフィみたいに無茶苦茶な奴もいるけど、アイツは一番信頼できる
…もちろん、部下達も。こうして今自由に動けてるのは、部下達のおかげだし」ニッ
ビビ「ふふ、そうなんですね」
ビビって…年齢のわりに、大人びてるというか…王女で、しかも色々な体験をしてしまったからなのか…。
貴女「ん、ルフィ達の気配」
と、私は東を見る。
ビビ「え?…あ!」
ビビはナミの肩を叩く。
そこには、疲れきってるゾロとチョッパー、そして、跳び跳ねてるルフィの姿。
貴女「…ふふ…」
サンジ「ん?どうしたんだ?」
貴女「…いや……
ビビを成長させてるのは…きっと、お前らだろうなって思ってさ」
サンジ「??」
───
─
ザ…ザ…ザ…
ウソ「そう言えばルフィ」
ルフィ「ん?」
ウソ「兄貴から何もらったんだァ…?」
ルフィ「あ〜わかんねェ
ただの、紙切れだ」
チョ「ただの紙切れ?」
あー…ビブルカードのことか。
サンジ「見せてみろ
ほんとにただの紙切れだなァ…。メモでもあるわけじゃないし」
サンジは夕日にビブルカードを当てて言う。
ウソ「はあ…はあ…
何だそれェ〜〜…」
ルフィ「んー?おれにもよくわかんねェけど〜〜…」
ヒュウウウウ…
ルフィ「あ!」
風でビブルカードが飛ばされ、マツゲに食われる。
ルフィ「こら食うなっ!!」
ガンッ
ルフィ「ん、ったくー」
ナミ「ルフィ、帽子貸して」
ルフィ「んあ?これか?」
ナミ「そんなに大事なものなら、リボン裏に縫い付けといてあげる」
ルフィ「おお、頼むぜ、しっかりな」
ナミ「はいはい」
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シルネ(プロフ) - 名無し56039号さん» ああ…たしかにいますね……。完結までやりたいとは思ってますが、超・長編になるでしょうねw 長くなると思いますが、これからもよろしくお願いします!! (2018年9月4日 20時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!完結までもっていってくださいね!?たまに途中でやめる方がいるので…更新楽しみにしてます&応援してます(^^) (2018年9月4日 19時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - 森田菜々子さん» またまたありがとうございます!!w はい…。遅くて申し訳ありません。来週に体育祭があるのですが、恐らくそれが終わってからになってしまうと思います。とりあえず、これからもよろしくお願いします! (2018年9月1日 10時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - ↓私のお願いも最新も頑張ってくださいね。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 続編おめでとうございます!コメントだけど作ったお菓子どうぞ。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シルネ | 作成日時:2018年8月31日 18時