No.214 ページ27
皆『!!』
ガラガラガラ…
岩が、親子3人に降りかかる。
危ない!
…ま、多分大丈夫だろうけど。
タタタッ
ルフィ「“ゴムゴムのォ”〜〜」
エース「待て!!
“火拳”!!!」
ゴオオオッ!!!
ズオォオオォォンッ!!
エースの攻撃は、瓦礫どころか後ろに立つ大岩までもを吹き飛ばした。
スコーピオン達の方には、エースとルフィが向かっていった。
ナミ「な、何…?」
貴女「エースのやりすぎ。ま、あの3人は生きてるしいいんじゃない?」
───
─
そして夕方。
エース「さてと」
チョ「ほんとに、行っちゃうのか?エース」
エース「ああ。黒ひげがアラバスタにいねェ以上、おれがこの国にいる理由はない」
そうだよね…。
ルフィ「そっか」
サンジ「今度は…どこへ行くつもりだ?」
エース「スコーピオンの話じゃあ、西で奴を見た男がいるらしい。行ってみるさ」
エースは、ポケットから紙を取り出した。
貴女「!それ──…」
エース「ルフィ」
ポイッ
ガサ
ルフィ「?」
エースの投げた紙を、ルフィは受けとる。
エース「そいつを持ってろ、ずっとだ」
ビブルカードか…。
私もいつだったか、交換したな…
ルフィ「何だ、紙切れじゃんか…」
新世界のもんだし、知らないのも無理はないか。
エース「その紙切れが、おれとお前をまた引き合わせる…」
ルフィ「へえー…」
エース「いらねェか?」
ルフィ「や、いる」
エース「出来の悪い弟を持つと、兄貴は心配なんだ…」ニ…
エース「おめェらもこいつには手ェ焼くだろうが…よろしく頼むよ」
エースは頭を下げた。
ルフィ「あ?」
エース「ルフィ…次会うときには、海賊の高みだ…」
ルフィ「おう!」
ニッ…
エース「来いよ、高みへ…!!」
ドクンッ…
…?何…この感じ…
?『おーーーい!!!』
皆はそんな声の方へ向いた。
ルフィ「ん?おーーーい!!!」
そこにはスコーピオン達。
貴女「……エース…」
エース「ん?」
貴女「……絶対ェ…死ぬなよ…?」
エース「当たり前だ!!約束したろ?お前はあんな弟残して死ねるか?」
貴女「…いや…」
エース「…でも、安心した…。あいつはもう、おれ達の後ろをついて回ってた頃のあいつじゃねェ…
今やあいつには信頼できる仲間がいる。何があっても大丈夫さ──」
エースのその顔に、私はどこか不安を覚える。
.
226人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルネ(プロフ) - 名無し56039号さん» ああ…たしかにいますね……。完結までやりたいとは思ってますが、超・長編になるでしょうねw 長くなると思いますが、これからもよろしくお願いします!! (2018年9月4日 20時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!完結までもっていってくださいね!?たまに途中でやめる方がいるので…更新楽しみにしてます&応援してます(^^) (2018年9月4日 19時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - 森田菜々子さん» またまたありがとうございます!!w はい…。遅くて申し訳ありません。来週に体育祭があるのですが、恐らくそれが終わってからになってしまうと思います。とりあえず、これからもよろしくお願いします! (2018年9月1日 10時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - ↓私のお願いも最新も頑張ってくださいね。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 続編おめでとうございます!コメントだけど作ったお菓子どうぞ。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:シルネ | 作成日時:2018年8月31日 18時