【ONE PIECE】繋がっている仲間の絆〜fifth〜

No.202 ページ15

ｶﾗﾝｯ


ルフィは杖を落とす。


ウソ「どうしたァ？ルフィ」


ルフィはその言葉も聞こえてないように、横を向いた。


ウソ「あー…？」


何だろ…何か変なモンでも食ったのかな。


……つーか…









.








エースどこいった…？









ルフィ「津波だーーーー!!!」


貴女「ん？」

サンジ「何だ何だ？」


ルフィ「うがーっ!!


津波が来るぞォーーーーう!!!」


ゾロ「おいどうした、ルフィ!!?」

ウソ「…やっぱ、さっきのがマズかったか…」

チョ「何だ？さっきのって」


ルフィは叫び続ける。


ウソ「ああ…やめとけって言ったんたけどよ、のどカラカラで我慢できねェって言うんで、そこいらに生えてるサボテンバリバリ食いやがってよ…」


ああ…やっぱ変なモン食ったんだ……


ゾロ「サボテン…？」

ウソ「…ああ、あれ…


あの丸っこいやつ」


そこには、食いちぎられたサボテンが。


チョ「ええ!?だめだぞあれは!!あれはメスカルサボテンって言って、幻覚剤を作るやつだぞ!!」

ウソ「なーにーー!!?」


ルフィ「うわ〜〜!!ダメだ〜〜〜〜〜〜!!!


お〜〜ぼ〜〜れる〜〜〜〜!!!」


ルフィは色々叫んで、梯子を振り回す。


ルフィ「ぶっ飛ばしてやる〜〜!!!」

ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ﾊﾞｷｯ


ルフィ「うわああああああ!!!」


ゾロ「やべェぞ!!!」


ルフィ「ゴムゴムのォ〜〜」


皆『わあああ!!』


ﾄﾞｻｯ


ルフィは急に倒れた。


チョ「麻酔」

サンジ「でかしたチョッパー!!!」

ｸﾞｯ


貴女「…ホント、迷惑かけるわ……」

サンジ「いいえ！そんなことないです〜〜♡」



ｽﾞﾙｽﾞﾙ…


ウソ「くっそ〜〜完璧はぐれちまったぜ…」

サンジ「足跡も消えてやがる…」


ｽﾞﾙｽﾞﾙ…


ゾロ「そう言や、さっきからエースの姿が見えねェが？」

ウソ「あーー…いつからいなくなっちまったんだ…？」

貴女「ああ……」


？「はぐれちまったんじゃねェのか？」


ｽﾞﾙｽﾞﾙ…ﾋﾟﾀ


皆立ち止まり、怖い顔で振り向く。


ルフィ「ったく〜〜、世話の焼ける兄貴だなァ〜」

ウソ「はぐれたのはおれ達なんだよ!!」

ゾロ「お前のせいだっ!!」

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ


ルフィはチョッパー以外に踏みつけられまくる。


貴女「んー…」


ｺﾞｿｺﾞｿｺﾞｿ


ウソ「ん？何してるんだ？」

貴女「あんたら、水筒とか何か、水いれるモン持ってない？」

ゾロ「水…？何でだ」

貴女「」ﾆｯ


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