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「A、A!」

お姉ちゃんが小声で話しかけてきた、幸いマリーの発言により、ざわめくアジトでは皆気づかなかった様子

「このままだと、何か嫌な予感する……だから、何かテキトーに言って部屋に!」
「わかった……えっと、私……部屋戻るから……信じてくれるなら、部屋来てね?」

ニコッと笑って、私は部屋に向かった。


「……ばいばい、皆」
「……俺、いくっすから」
「わ、私も……」

カノ、セト、マリーが私についてきた。


___部屋___


「Aさんっ!」
「エネ……さっきは、ありがとう?」
「いえいえっ、特に何にもしてないですよ?」

部屋に入るとノートパソコンにエネが漂っていた。
そしてパンをくわえるシンタローと、寝てるコノハがいた。

「よっ……後ろの3人はなんだ?」

最初は普通だったシンタローは、カノ、セト、マリーを見て怪訝な顔つきになった。
コノハも、目を擦りながらもゆっくり起き出す。

「A……怪我、してない?」
「うん、大丈夫だよ……えっとね、3人は……」

なんて、説明するもの……?
仲間……で、いいんだよね?まだちょっと、怖い。

「仲間だよ、ね!A?」
「……今更っすけど、Aを信じてるっす」
「私も……だよっ!」

「……うん!この3人は仲間、だよ!」

良かった……これで嘘とかだったら心バッキバキになるな、きっと←

「……マリー、本当か?」
「えっ、本当だよ?」

ただ、マリーに対してシンタローは厳しかった。

「俺は、お前の様子からセトについてきたようにしか見えないぞ」
「えっ……?」


さっきのマリーの言葉が脳内で流れる。


「待ってよ……セトが、セトが言うなら本当だよ!セト、嘘言わないもん!!!」


確かにこの言葉は……私じゃなくて、セトを信じるというように聞こえる。

「違っ……違うもん!!なんでそんなこと……!!」
「生半可な気持ちだとな、またAが危険に晒される危険があるからだよ……」
「そんな、そんなこと……」
「ないとは言い切れないだろ?」
「……う」

マリーの目に涙がたまってきた。

「っ、シンタロー!大丈夫だよ!」
「A……」
「だから、マリーを責めないで?シンタローの言う通りだとしても、これから信じてくれれば……ね?」
「……ん」


シンタローは小さく返事をすると、私に袋を差し出した。

「パン、Aの分も買ったから……好みわかんなくて大量だけど」

袋は少し重くて、シンタローの苦悩が感じられた。

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莎菜@シンキド増えろオラァ← - 優奈♪さん» 呼び方なんでもよいぞ(・ω・`*)ありがとね♪\(^(エ)^)/ (2014年8月22日 15時) (レス) id: 027d7ae908 (このIDを非表示/違反報告)
優奈♪(プロフ) - なぎさん» ありがとうございます!!!面白いと言ってもらい光栄です!更新頑張ります!! (2014年7月29日 23時) (レス) id: cec9a5c16d (このIDを非表示/違反報告)
なぎ - 面白いですっ!!主人公が好きで裏切りってのは初めてです!更新頑張ってください!! (2014年7月29日 17時) (レス) id: 9c86648ffc (このIDを非表示/違反報告)
優奈♪(プロフ) - 莎菜@最近シンアリが好き←さん» へへ、そんなhit数見ないから……。ありがと~!頑張るっす!! (2014年7月28日 7時) (レス) id: cec9a5c16d (このIDを非表示/違反報告)
莎菜@最近シンアリが好き← - 優奈♪さん» え…今気付いたの!?それはうちもびっくりだww吹奏楽お疲れ様♪これからも応援してるよ~!!(*・x・)ノ~~~♪ (2014年7月27日 22時) (レス) id: 631db1bd5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優奈♪ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年7月6日 13時

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