ズル賢い 106 ページ9
携帯のスタートボタンを押すと、いきなり大きな音が出る
ーーーーーーーーーーーーーー
坂之上『あんた！！いつになったら消えるのよ！！』
山田『ｯ、私は何もしてないｯ！！』
坂之上『さっさと消えればいいことを！ゴキブリみたいにしぶとい奴がｯ！』
＿＿ドガｯ！！
山田『ハｯ！！いっ……！やめて！パイプはｯ！』
坂之上『なら、さっさと消えなさいよ！……はぁ、もういいわ。ほら、あんた達やって』
男性達『『はーい』』
山田『いやｯ、痛いのは、いやｯ！！もう……！あ"ｯ！！』
男性『ギャハハハｯ！！』
坂之上『ホント、いいk』＿＿＿＿ブツｯ
ーーーーーーーーーーーーーー
そこで音声は切れた
｢……ここで、山田先輩の携帯は壊れました。このデータはその壊れた携帯から何とか取り出したものです｣
みんなが静まり返る中、私は坂之上さんの顔を伺う
私は言葉を続ける
｢……山田先輩は、この次の日に狼虎をやめ、二週間後龍王の中途採用の試験を受けました｣
どんどん坂之上さんの顔色が悪くなっていく
でも、まだだ。まだ追い込む
｢もちろん、彼女の親は大反対。でも、彼女にはどうしても譲れない強い意思があった…………キツネの…ある人に助けられた、その恩を返すこと。｣
それを聞いて、ある人が目を見ひらく
北｢……山田……お前…｣
それは、キツネのリーダー北さんだ
山田｢…北さん。私はあなたに感謝しかない。認知症の祖母が夜中居なくなった時、探してくれたあなたは本当に祖母の命の恩人です。……どんな形であれ、お礼がしたかった｣
そう、山田先輩はおばあちゃんっ子なのだ
しかし、北さんへのお礼のために入った狼虎で裏切りに会い、どうにかして近ずけないか…と、龍王に編入した
その時
坂之上｢……そんなの………関係ないでしょｯ！｣
そう叫びながら、坂之上さんは前に出ていた私に殴りかかってきた
｢ｯ、いきなりですね！｣
感情的な拳ほど、避けやすいものはない
私は坂之上さんの拳を避ける。しかし、バランスを崩しながらも倒れなかった坂之上さんまた殴りかかってくる
私はもう一度避けて、坂之上さんの右頬を殴った
バキｯと、少し軽めの音が響いた
.
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光陰矢のごとし(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動の嵐でした笑（意味不）もっとこの作品を早く知っていれば…川西endを絶対リクエストしていたのに…！！もうホントに後悔しかないです…（泣） (2023年4月4日 11時) (
レス) id: 04bb5063ad (このIDを非表示/違反報告)
えるるるる(プロフ) - 本当に貴方様の小説が大好きです。どれもパロで細かく作るのはとても難しいのに。キャラの配置や主人公の性格など、本当に凄いです。大好きです。もっと伸びてもおかしくない。 (2022年4月15日 0時) (レス) id: 80c508f955 (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - まじで面白かったです…！物語の作り込みや伏線がすごくて、一気に全部読んでしまいました！笑 ほんとに感動しました、素敵な作品をありがとうございます！！！そしてお疲れ様でした！ (2021年8月26日 18時) (レス) id: 508416840e (このIDを非表示/違反報告)
元気に生きていたい！ - 好きすぎてやばいです！語彙力がなくなりました。一気に見たんですけど面白すぎました！！！いい作品を作ってくださってありがとうございます(*´∇｀*) (2021年8月26日 18時) (レス) id: 0301fd6d5d (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - ☆こらしょ☆さん» コメントありがとうございます！夢主の戦い方について一応設定はあるのですが、書く機会がなくて……（汗）また時間があれば書こうと思います。お褒めいただき嬉しいです…！私が在り来りな話があまり好きじゃないので、頑張りました（笑） (2021年4月26日 9時) (レス) id: f85dcebcdc (このIDを非表示/違反報告)
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