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よんじゅうろくわ ページ48

Aside



『なんで解放してくれないんですか』

ジェイド「いやはや、僕はずっと話して見たかったんですよ」

『私は話したいことなんてありませんよ』

ジェイド「まあまあそう言わずに」


そう言ってジェイド・リーチは微笑む。
他の人から見たら彼の今の表情は優しく微笑んでるように見えるだろう。

しかし今の私には悪魔の笑みにしか見えなかった。


『はあ…』

またひとつ、ため息が出た。

私逆にため息をつかないといきていけないのでは?というレベルでため息が出てくる。


そんな私を見てジェイド・リーチは「…おやおや。そんなにため息をつくと幸せが逃げていきますよ」と言う。

そんな彼に私は『…はは、もう幸せなんて(貴方と出会った時から)逃げてると思うんで』と返す。


私がそう返せば今度は困り顔へとなる。


『(絶対困ってないくせに)』


彼は眉を下げてうーんと考えるようなポーズを取る。


そして思いもよらない発言をしたのだった。


ジェイド「…なら相談に乗りましょうか」


『えっ?』


ジェイド「モストロ・ラウンジに来て下されば相談に乗りますよ」



『………対価は取るんでしょう?』


ジェイド「…おや」



この男、第三章(イソギンチャク)の後でもブレないのか。



だがしかし既に第四章までクリア済の私は知っている。
彼ら(オクタヴィネルの人)と契約を結ぶ代わりに"対価"を払わなければならないことを。


ジェイド・リーチは「ご存知だったのですね」とクスクス笑いながら言うが、絶対この男、私が"対価を払うこと"を知らなかったらそのまま契約をさせていたに違いない。



悪どい手法である。


『……まあそういうことなので契約はしません』


ジェイド「残念ですねぇ」


ジェイド「僕はあなたがモストロ・ラウンジにくることを待っていますよ」


『……行きませんよ』



私が行った所でフロイド・リーチに追い出されるような未来が見える。

そして(ジェイド・リーチ)も私のことなんて嫌いだろうに。
なぜこんなに絡んでくるのか謎でしかなかった。




?「おーい!」



そんな時、後ろからから声をかけられた。



私はなんとなく声の主が誰かわかっていたが、ジェイド・リーチとともに後ろを向く。




ジェイド「……これはこれは」




?「あまりにも遅いから探し回ったっスよー?」







.









『…ラギー、さん』






彼には毎回助けられる









.

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キリン(プロフ) - まだ4話しか見てないんですけど、ユウ私と結婚しないか? (8月25日 21時) (レス) @page6 id: 261e0dc8c8 (このIDを非表示/違反報告)
るりん(プロフ) - 今までツイステの小説めっちゃ探して見まくってたんですけど、この小説が一番面白いです!更新待ってまーす❣ (2022年1月29日 17時) (レス) @page50 id: a9846e2ced (このIDを非表示/違反報告)
るる - 楽しく読ませてもらってます!バイト頑張ってくださいね…!(世間知らず) (2021年6月29日 21時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 態々説明ありがとうございます。私の知識不足ですね、すみません。お恥ずかしい限りです、、 (2021年6月25日 17時) (レス) id: ac3a1d0896 (このIDを非表示/違反報告)
監督生 - めちゃ好きです、何回も見てしまって、すごい何てゆうか、見てるだけで次見ようてっなります1章も2章もお疲れ様です (2021年6月6日 16時) (レス) id: c9903e0c6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜鈴 | 作成日時:2020年7月22日 18時

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