嘘ですよ。そう、全部嘘なんです。 ページ22
『単刀直入に聞きますけど…本日は何の用ですか?』
私がそう聞くと月永先輩が
「お前のプロデューサーを止めて普通科に転入した理由を聞きに来た。」
『止めた理由…………か。』
そう呟きみんなの方を向いた。
すると強い意思の宿る瞳と目があった。
『…分かりました。でも、それを聞いたところでどうなるんですか?』
「それはその時に考える。」
『月永先輩らしいですね。それでは話しましょうか。どうして私がプロデュース科を止めて普通科に移ったのかを。』
そして私は普通科に移った経緯を話した。
『まぁ、後悔はしてませんよ。今日も帰ってくるときに友達と寄り道して帰ったり充実した高校生活を送ってますから。』
嘘、本当は後悔してないだなんて全部嘘。
本当はプロデューサー止めたくなかった。
でもしょうがないじゃん。心に身体がついてくる保証なんてないんだからさ。
心ではプロデュースしたい。まだ続けたいと思っていても身体は容赦なく危険信号を点滅させる。でもそれは自分を守るため。
でも音羽ちゃんっていう友達ができたり、友達と文化祭の準備で盛り上がったり…
プロデュース科にまだ残りたかったって思いながらも普通科に移ってよかったって思う私って…
ずいぶん矛盾してるめんどくさい子でしょ…?
「……嘘ですよね((ポツリ」
『ん?司、どうかした?』
「いいえ、何でもありませんよ。お姉様。」
司、貴方はそう言ってるけど私は知ってる。
貴方が嘘ですよねっていったこと。
貴方は財閥関係でパーティであったりするし、プロデューサーとしても近くにいた。
流石に司や夢ノ咲学院のお坊ちゃんには私の嘘はお見通しかぁ…
1074人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミルクティー - 更新停止…続き待ってます!これからも更新頑張ってください。応援してます! (2019年7月28日 17時) (レス) id: a43b1ebe61 (このIDを非表示/違反報告)
Ritu(プロフ) - 何故更新しないのですか? (2018年3月22日 16時) (レス) id: 34e9386414 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - え…? 終わり…? 終わったんですか!? (2017年8月12日 21時) (レス) id: b0fb45d3b3 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥-asuka- - みなほさん» コメント&ご指摘ありがとうございます!!直させていただきました。更新頑張ります!! (2017年7月1日 13時) (レス) id: e567665bc1 (このIDを非表示/違反報告)
みなほ(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!ページ22の夢主ちゃんのセリフで「プロデュース科」が「プロデュス科」になってますよ!!あ、これからも応援してます頑張ってください← (2017年6月29日 20時) (レス) id: e65ed58110 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飛鳥-asuka- | 作成日時:2017年5月29日 14時