二話 ページ5
コンビニ強盗の事件が片付き、再び家へと向かう三人、しかし日は沈み夜になりかけていた。
ひとまず、承太郎の話は置いておきそれぞれ自分の家へと帰っていった。
たまたま家が近所の少女は康一と挨拶を交わしたあと、仗助と話しながら自宅へ向かって行た。
「なんつーかよ。悪いな、なんの関係もねえおめーを巻き込んじまってよ。」
頭を掻きながら仗助は少女にそういった。
『んーん。私が首突っ込んだだけだし気にしないで。』
少女は仗助にパッと笑顔をむけた。
仗助は頬を赤らめ、そーかと言い、ふいっと左を向いた。
すると、前方から柄の悪い不良らが仗助達に近寄った。
「てめぇが先輩をやったっつー
一年坊だってな？ちょいとツラ貸せや。」
仗助はやれやれといったふうに不良の方へと歩く。
少女はふつふつと腸が煮えくり返りそうになっていた。
「おめーこの一年坊の女か？
仗助の趣味とは思えねぇ地味な女だぜ
てめーこんなのがタイプなのか？」
少女の肩を寄せながら不良はそう言った。
その言葉で少女の堪忍袋の緒が切れた。
「眼鏡とったらどーよ。えぇ？」
フヒヒと笑い、そう言いながら、少女の眼鏡をとりあげた。
その直後、少女が不良の顎にアッパーをくらわせた。
『てめぇらこっちが黙ってりゃいけしゃあしゃあと…。』
指をポキポキとならしながら、不良に近づく。
不良の一人が少女に近づき殴ろうとすると、少女は殴られる前に急所を蹴っていた。
『大事な玉が潰れるまえによぉ、なにか言い残すことはないかい？えぇ？』
グリグリと押しつぶしながら眼鏡ではない素の目から冷たい視線。
男が目を白目にしながらヒィィと言い出した時、仗助が落ちていた眼鏡を拾い無言で少女にかけた。
「つーことで、先輩方帰って頂けませんかね。
これ以上、大事なモン失うまえによぉ。」
不良らは情けない声を上げながら走り去っていった。
『じょ、仗助。私、また…。』
少女はなにも覚えてないかのように、いや何も覚えてないのだ。
眼鏡を外すと、性格が歪むという仗助に似たおかしな性格の少女なのだ。
「なんにも起きちゃあいねぇよ。なんにもな。
んなことより、早く帰ろうぜ、A。」
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するめ(プロフ) - nonsukeさん» コメントありがとうございますッ!!!!はいッ!!!!頑張りますッ!!!!!!!!! (2017年4月4日 15時) (
レス) id: e832615dbc (このIDを非表示/違反報告)
nonsuke(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしています! (2017年4月3日 22時) (レス) id: 44e5e41aaf (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - 猫屋敷の主さん» コメントありがとうございますッ!!!!はわわっ!!!!お褒めのお言葉心に染み渡りますッッッ!!!!頑張ります!!!! (2017年4月2日 23時) (レス) id: e832615dbc (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - momoさん» ああああああああmomo様ァァァ！！コメントありがとうございますううう!!!!感謝感激でございますっ！頑張りますっ！！！！ (2017年4月2日 23時) (レス) id: e832615dbc (このIDを非表示/違反報告)
猫屋敷の主 - 続きが凄い楽しみです！！お話もすごいこっていて面白いです！更新頑張ってください！！ (2017年4月2日 22時) (レス) id: c9bbb6f17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mamdp46/
作成日時：2017年3月16日 14時
