箱推しなので箱ごと守ろうと思う 壱【鬼滅の刃】

拾肆 ページ14

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『(あぁ……………)』




現在血の涙を流しながら山登り中です。



何故かあの後話しかけても尽く無視され、たまに言葉が返ってきたと思えば「おう」。


結局私が折れ、気まずいまま一旦街を去りました。





第一印象、最悪だったかもしれない。




絶対嫌われた…さすがに実の父を森に放置は不味かったのかな……



今後会ってもまた無視されるんだろうな…


あぁ…全てが悔やまれる……




でもまぁ……





あと数年でお母様が鬼になる事件があるだろうし、またここに戻ってこなくては。




鬼には成らせないし！！



あの子たちは死なせない！！





原作とか知らんし！！！！！！



みんなで幸せルート突っ走るって決めたからな！！






最推しに嫌われたとかそんなの関係ないし。







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開けた場所に着いた。息抜きのついでに年表整理をしておこう。




ことちゃんいわく、さねみんは今十歳らしい。


てことは派手柱と御館様は今十二歳？私と同い年？マ？



えっと、さねみんと冨岡さんと伊黒さんが同い年で…



伊黒さんは確か十二歳頃に蛇女の鬼と会うよね？


顔に傷はついちゃうけど暫くは殺されないだろうし…


傷はもしかしたら術で私に移せるかもしれないし…




んで冨岡さんは十三歳で鬼殺隊入隊…



はっ！！てことは三年後には錆兎が死んでしまう！！


いかんいかん早く藤襲山を探さねば！




六年間木刀はさすがに笑えんしな。


そろそろ入隊したいよね。鬼殺隊。







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とか思ってた時期が私にもありました。





あの後、呆気なく藤襲山は見つかり、ちょうど最終選別してたっぽいので飛び入り参加。




現在わたくし、階級"癸"でございます。


隊服の寸法測ってるところです。ちょっと擽ったい。





あ、七日間はめちゃくちゃ楽勝だったよ！木刀で事足りた！


木刀でボコボコにして木にくくりつけて陽炙りっていう実弥スタイルでめちゃくちゃ滅した。




手鬼は見つけられなかったなぁ早めに殺したかったんだけど…




三年後また来よう…



錆兎に会いに……






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〜大正コソコソ噂話〜


この年の最終選別は、死人は一人もいなかったそうですよ。Aさんが、怪我した隊士から刀を借り(奪っ)て鬼を狩ることもあったようです。(モブ隊士談)

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