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他人の前ではあまり出さないから仲良さそうには見えないのかもしれないけど。
そんなことを考えていると突然扉がノックされた。
返事をしようと思った途端、ニュートが布団をめくって起き上がり、私の口を手で覆ってベッドに引きずり込むとすっぽりと布団を被せてくる。
『っ！？』
声を出さないように口を塞がれたまま抱きしめられるが…布団で暗くて何も見えない。
何も知らないティナが入ってくると一瞬部屋に入ってくる足音が止まったが近くに来たらしい。
「あの、…暖かい飲み物はいかが？」
ティナはジェイコブにココアを手渡しし、こちらを見向きもしないニュートには少し乱暴に机にココアを置いた。
「…Aは？」
「……」
「……彼女は寝てるよ」
何も言わないニュートを見越してか、ジェイコブが代わりに口を開く。
「トイレは廊下の右よ」
そう言い残してティナは扉を閉めて出ていった。
『っぷは！』
暑くなって布団をめくり、起き上がればニュートも起き上がって早急にトランクを床に置いて開く。
『私起きてても良かったじゃない！』
「ごめん、つい反射で……ほら、先に入って」
『もう……』
私が先にトランクに入っていくと後ろからコワルスキーさんの驚く声が聞こえた。
私は先に薬草とかの準備をしてるとニュートが降りてきて、ちょっと経ってからコワルスキーさんも降りてきた。
『座って』
「……それがいいな」
コワルスキーさんは近くにあった椅子に座るとニュートがコートを脱いでコワルスキーさんの傷口を調べる。
「やっぱりマートラップだ……A」
『今作ってる。ニュートは薬見つけて』
「わかった」
『コワルスキーさんは毒に弱いのね。貴方はマグルだから…私たちとは体質が違うのよ』
必要な薬草を摘んですり潰し、コワルスキーさんの前に立つ。
『ちょっと染みるわ』
「…うえ〜…」
『じっとして』
傷口に当てて、薬草を塗る。
『これで汗は引くと思う。薬で痙攣も収まるから飲んで』
ニュートが薬を渡せば渋々薬を飲み込んだ。
包丁を手に取り、肉を切ろうとしたらニュートに手を掴まれて包丁を奪われる。
『ニュート？』
「肉は僕がやるっていつも言ってるだろ？」
『別に怪我しないわよ…』
だがまぁ、大きい故に切りづらいのは確かだ。
力があるニュートの方が早く切れるし。
切ってる間に、私は他の動物にあげる薬を作っていく。
風邪気味の子もいたし…
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
