転生�� ページ3
こんにちは。黒崎A、現在二歳です。
もうすぐ幼稚園に行く予定。精神年齢18歳だけど、幼稚園。
・・・・死にたい。
って言ったらお兄ちゃんが泣くから言わないけど。
どうやら私たち兄妹は転生トリップとやらをしたようで。
まぁ、お隣の笠松さん家の幸男君がいる時点でアウトなんだけど。思いっきり仲良しだけど。隣だから。
お兄ちゃんは黒バスだぁ！って騒いでるけど私は正直、不安。
黒バスは好きだし、まぁ、そこそこキャラとも関わりたいなぁとは思うけど、原作に関わりたくはない。絶対に。
だって変わったら怖いから。うん。
自分勝手だけど仕方ない。
でも、まぁ、それなりには楽しんでいこうと思うので応援よろしくお願いします！
「おーい、A〜？」
あ、お兄ちゃんが呼んでる。
「なぁに？」
隣には笠松先輩が居た。
「ただいまって言ったのに、いつもみたいに出迎えてくれないから・・・。」
ぷくぅと頬を膨らませるお兄ちゃん。可愛くないよ。精神年齢20歳。
「でも、可愛いから許すっ！」
「・・・・・・」
うん。救いようもないね。笠松先輩も顔ひきつらせてるよ！引いてるよ！絶対！
「おにーたん、ママがおやつあゆってゆってた。」
呂律がまわらないのは仕方がない。ものっそい恥ずかしいけどね！！
「はぁ、もう本当に可愛いなぁ！！」
そう言いながらも靴を脱ぎ、リビングへ一直線。お母さんが「手は洗ったの！？」っていう怒鳴り声が聞こえてきた。馬鹿だな。
「・・・何か、大変だな。」
そう言いながらよしよしと頭を撫でてくれる笠松先輩。
えへへーと笑いながら私は切実に思った。
笠松先輩と交換したいんだけどっ・・・！！
続く
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作者名：あも | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huzisaki5
作成日時：2017年11月29日 20時
