検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:83,001 hit

黒猫の刺客(8) ページ25

「じゃあ白雪、行こう

後、向こうの道はやめよう、こっちから」

「?、わかった!

(Aにはいつも助けて貰ってばかりだな、でも、Aが居てくれて良かった!)」



その頃、謎の男は


「あらっ!?おいおい、嘘だろ

なんでゼン殿下の側近がいるんだ...

それに、今ので逃げ出さないのかぁ」


そうつぶやき、白雪とAの後を追う




『.......』

Aは後をつけてきている気配を感じながら、白雪とゼン元へ向かう



「?殿下の、部屋に行くにしては随分遠回りしてるな、まぁこっちにとっては好都合だ

ちっ、あの側近、俺の事に気づいているが、あの赤髪の子さえ狙えれば

早く帰んな、お嬢さん!」


そして、クナイを構え白雪に向かって投げようとすると


「白雪!?それにAも

白雪は何やってるんだ?お前帰っんじゃなかったのか?」


とっさに持っていた矢を背中に隠す白雪


謎の男はゼンの声に気付き動きを止める、そして、急いで非難した


「ゼン!?あぁ...えぇっと.......」

白雪が口ごもっていると、どうやらゼンも気配に気づいたようだ


『ゼン、事情は白雪から聞いて

(白雪をお願いね)』


「わかった、(あぁ、任せろ)」


目で会話する2人、Aはゼンに白雪を任せ気配の元へと向かおうとする


「A?」

「白雪、私はちょっと用事を思い出したから行くね」

そう言い、走り去っていく



「白雪、俺に会うまでの間誰かに声をかけられたりしたか?」


「っ...衛兵の人とAになら」


「衛兵ね...で?その手の矢はなんだ?」

ゼンの言葉に言葉を詰まらせる白雪


とりあえず、安全のため空いている部屋に入る

「城内で誰かに射られた!?

はぁ、Aがいたからいいものの、危ないところだったんだぞ!」


「ごめんゼン、でも怒る前に聞いて下さい」


「これが怒らずに居られるか!

お前こそ何を飄々としている」


「私だって、怖かった!それに腹が立ってる」

白雪の言葉にハッとするゼン


「だけど、何もせずにここを行き止まりになんかしたくない

私をゼンに合わせたくない人が居るなら、その人にぶつかってみないと!」


「1人でか?」


「私1人で居れば相手から近づいてくるかも」


「ダメだ!...と言いたいところだがな、わかった

お前を待つよ、白雪」


ゼンにダメだと言われて、ゼンの名前を呼ぶが

その後の言葉を聞き、ほっとする白雪

黒猫の刺客(9)→←黒猫の刺客(7)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
100人がお気に入り
設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ落ち , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆり(プロフ) - おぉΣ(*゚艸゚*)!!!よろしくお願いします!!楽しみにしてます(≧∇≦) (2017年3月14日 19時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - ゆりさん» 分かりました!もっとイチャイチャさせます!あと、Sなオビも( *´艸`) (2017年3月14日 15時) (レス) id: f3e65abde5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - こちらこそありがとうございます!!!オビと主人公がイチャイチャしたり、オビが主人公をイジる所がもっと見たいです((o(´∀`)o))ワクワクよろしくお願いします! (2017年3月13日 19時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!満足して頂けるよう頑張ります!!何かリクエストがあればいつでも書きますので気軽に言ってください(*´∀`*) (2017年3月13日 19時) (レス) id: f3e65abde5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - はい!!これからもいっぱい読ませて頂きます(*ゝω・)b (2017年3月13日 17時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アル | 作成日時:2017年2月19日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。