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黒猫の刺客(3) ページ20

すると、Aが現れた


『白雪!ちょうどよかった』

「A!」

「「A殿!」」


『白雪!待たせた?ごめんね

お2人もいつもありがとうございます、お仕事頑張ってくださいね♪』

「ううん、大丈夫だよ!」

「「はいっ!」」

少し赤くなる門番の2人


『じゃあ、行こうか白雪!向こうでミツヒデが待ってる』

「うん!では失礼します」


歩いていく白雪とA

その2人を見送る門番達、

「殿下と知り合いとか白雪さん、かっけーっスよね!」

「ほら、仕事に戻るぞ」

「先輩も思ってるくせにー」


門番達は今日も平和である



しかし...こちらは平和では無いようだ


廊下を歩く1人の男性

その男性が通ると、皆が頭を下げる

その男性の行く先は、ゼンの元


「侯爵様、殿下に御用で?」

「あぁ」


侯爵と呼ばれた男性は、兵により止められる

どうやら先客がいるとの事...


侯爵が向こうをみると、Aとミツヒデと一緒にいる白雪がいた

「あの者、またっ

身分を証するものを持たず、殿下の友人と称する赤髪の娘」


戻りながら、卑しい色だとつぶやく

その顔は、とても怖かった.......



一方、そんな事を知らない白雪達は、ゼンの元へと向かう

「わぁ、いつみても綺麗ですね!」

白雪は両脇に咲いている花をみていた


ミツヒデもAもそんな白雪をみて優しく微笑んでいる



「今日白雪を呼んだのは、ゼンの事で1つ頼みたいことがあって」


「どうかしたんですか?」


『それがね

この間行務で外出した後、お忍びで地方の視察にいってね』


「お忍びで...」


「まっ、そこまではいつも通りだったんだけど」


ミツヒデのその言葉に苦笑する白雪


「今回はその事で城の機関を無断で送らせてな

後で周りの大臣に結構きつく言われたみたいで」

「落ち込んでるんですか!?ゼンが」


『ううん、それがね

じゃあ反省を態度で示すって、休みもせず執務室にこもり続けてるの』


Aが説明をしている間に執務室のドアをノックし、扉を開けるミツヒデ


白雪が中を覗くと.......

朝のときよりも黒いオーラを漂わせたゼンがいた


ゼンは扉を閉めた音に気付き、顔をあげる


「白雪...?幻聴.......」

「いや、まだ何も喋ってないけど本物だよ」

何故か白雪をみて、幻聴?と問うゼンだった



「ゼン、白雪は俺達が呼んだんだ」


『寝てる暇があるなら白雪と会う!そう言ってたでしょ?』

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設定タグ:赤髪の白雪姫 , オビ落ち , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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ゆり(プロフ) - おぉΣ(*゚艸゚*)!!!よろしくお願いします!!楽しみにしてます(≧∇≦) (2017年3月14日 19時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - ゆりさん» 分かりました!もっとイチャイチャさせます!あと、Sなオビも( *´艸`) (2017年3月14日 15時) (レス) id: f3e65abde5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - こちらこそありがとうございます!!!オビと主人公がイチャイチャしたり、オビが主人公をイジる所がもっと見たいです((o(´∀`)o))ワクワクよろしくお願いします! (2017年3月13日 19時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます!満足して頂けるよう頑張ります!!何かリクエストがあればいつでも書きますので気軽に言ってください(*´∀`*) (2017年3月13日 19時) (レス) id: f3e65abde5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - はい!!これからもいっぱい読ませて頂きます(*ゝω・)b (2017年3月13日 17時) (レス) id: daa14b33bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アル | 作成日時:2017年2月19日 11時

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