6 ページ7
?「櫻葉先輩!少し…いいですか…?」
昼休みに入ったすぐに声をかけてきた女の子
背が小さくてくりっとした目、ワントーン高い声で私も見つめる
私がよく知っている子
そう、あおいに告白してた子だ
「どうしたの?」
女の子「お話が…」
「屋上でいい?」
女の子「はい…」
2人黙って屋上へと向かう
屋上に出るドアを開き少し肌寒い風邪を感じる
近くにあったベンチに腰をかけた
「えっと…」
女の子「あ、近藤梨花(こんどうりか)です」
「梨花ちゃんでいっかな…私のことはAって呼んで」
梨花「はい…」
「で、話って何?」
梨花「私があおい先輩に告白したのは知ってますよね?」
それは予想通りの話だった
「うん…」
梨花「私、入学してすぐのときまだ教室の場所とかが分からなくて…その時ちょうど体調が悪くて保健室に向かおうとしたんです、
でもどこか分からなくてどんどんしんどくなってその場にしゃがみこんじゃったんです
その時助けてくれたのがあおい先輩でした
それからあおい先輩のこと意識し始めて…友達に相談したら私ならいけるって…だから告白してみたらって言われたんです。私自身も誰かに取られる前にって勇気出してしたんです。
でも、フラれちゃいました、A先輩のことが好きだからって」
「そっ…か…」
梨花「私…すごく気になってたんです…
A先輩はなんであんなにあおい先輩に冷たいんですか?自分を好きでいてくれてる人ですよ?」
「梨花ちゃんになら…話してもいいかな…」
梨花「…??」
76人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
satsuki - やばい。。。泣ける (2020年1月29日 22時) (レス) id: 2891e03b59 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - みなさんコメントありがとうございます!!おかげで次の作品も頑張れます、これからもAliceをよろしくです! (2018年12月24日 20時) (レス) id: 4a5cce6e48 (このIDを非表示/違反報告)
2nd - 完結おめでとうございます!最後は涙がとまりませんでした( これからも頑張ってください! (2018年12月24日 20時) (レス) id: 3676bf0b00 (このIDを非表示/違反報告)
mesemoa・LOVE - 最後の夢主ちゃんがあおいくんを庇って亡くなってしまったところ、すごく泣けました...!次の作品も楽しみにしてます!! (2018年12月24日 0時) (レス) id: c85dc25ea3 (このIDを非表示/違反報告)
cfDbg4VRAsnucMY(プロフ) - めっちゃ偉いです!この作品好きです楽しみにしてます! (2018年12月6日 9時) (レス) id: 7462f02827 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Alice | 作成日時:2018年10月20日 21時