笑顔が可愛くてツンデレのアイツは俺の彼女だよ。【神威】

一人が嫌だったのね… ページ10

〜貴方side〜

貴「………」

私は重たいまぶたをゆっくり開けた。

貴「神威？」

違和感のある右手を見ると、神威が右手を握りしめたまま眠っていた。

貴「(あれ？動かない…)」

体を起こそうとしても、動かない。

きっと完全に覚めた訳じゃなさそうね。

威「く〜く〜……」

貴「フフッ^^
可愛い^^」

神威の寝顔ってこんなにも可愛かったのね。

時計に目をやると、夜の１１時を回っていた。

貴「(なんか起こすのかわいそう…)」

やっと上半身だけ動くようになった。

上半身を起こし、神威を揺すってみる。

威「んぅ…」

貴「……(か、可愛い…)」

だめだ…

私にこの子を起こせない！←

私は隣にあったタオルケットを神威にかけた。

貴「おやすみ。」

そして、神威の頭にそっとキスをした。

もしかして、一人が嫌だったのかな？

離れようとすると、ぐっと力が強くなる。

私は少し微笑んで、寝た。

新作だぉ♪→←血が…

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