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初めてのサボり ページ3

私は次の授業、初めてサボった。

屋上の扉を乱暴に開け、はしごをのぼった。

ゴロンと横になり空を見つめる。

貴「……嫌ってほど綺麗ね…」

フワフワした白い雲が動いている。

私の髪の毛とスカートも風で動く。

貴「また、私は裏切られるのかしら…」

いや、そんなわけない!

神威は裏切らないって言ってくれた。

貴「……バカみたい…
変な嫉妬に刈られて…被害妄想なんてして…」

また私の視界がかすむ。

暖かい物が頬をつたう。

??「なぁに泣いてんだよ。」

貴「ふぇ?」

この声は…

貴「晋…助…?」

晋「おめぇがサボりたぁ珍しいな。
なんかあったのか。」

晋助は顔をひょこっとだして、私に言った。

貴「完璧な人でも、たまには息抜きが必要なのよ…」

晋「自分で言うな、自分で。」

隣に晋助が座って、空を見た。

晋「綺麗だな…」

貴「えぇ…」

晋「……何があった…」

貴「…転校生…」

晋「あ?」

貴「転校生に…神威を…奪われそうなの…」

気がつくと、私は泣いていた。

しゃっくりが出るぐらい…

青いすみきった空が見えないぐらい…

貴「また…あの日が戻ってきたようで…怖いんだ…」

晋「………」

貴「苦しくて悲しくて痛くて…」

お母さんは…今の私になんて言うかな…

お母さん…私…弱いね…

不登校が続きます。→←耳を塞ぎたい…



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みっちゃん(プロフ) - リュウさん» ブラバンか!肺活量必要だな(笑) (2013年8月31日 10時) (レス) id: 55d3b0b939 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - みっちゃんさん» マジだ!俺は吹奏楽部だよ〜。 (2013年8月31日 8時) (レス) id: db7ba435cb (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - リュウさん» まじでか! (2013年8月30日 22時) (レス) id: 55d3b0b939 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - みっちゃんさん» テニスか〜、テニス好きだよ。俺の兄貴が、テニス部副部長(キリッ (2013年8月30日 19時) (レス) id: db7ba435cb (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - リュウさん» テニス部。へったくそだよ。 (2013年8月30日 18時) (レス) id: 55d3b0b939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アシュリー | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年8月24日 15時

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