6 まず、ダボダボすぎる服をどうにかしよう。 ページ6
…あの萌え堪えていた時から約五分。
やっと、皆に自己紹介(？)を終えたようで、私達は新たな問題に取りかかろうとしていた。
「さて……」
シンタローがソファに座り、腕を組ながら言った。
「あの服を…どうするか、だ」
「え、おじさん…あんな小さな子達の服を奪うの？おじさんの趣味、どうかしてるよ」
「ちげぇよ!!んなことするか!!あの大きくて動きずらいであろう服をどうするかって言ってんだよ!!」
ヒビヤに反論し、シンタローは近くで走り回っているTHE・天使三人を指差した。
アヤノちゃんは、「指差しちゃダメだよ？」と注意をする。
「…服？あ、それなら…!」
「ん？マリー、何かあるのか？」
マリーちゃんが「待ってて」と言って自室に戻って行った。
なんだろう。
何か服があるのかな？
そう思っていると、あっという間にマリーちゃんは戻って来た。
細く小さい手には三着ほどの服がある。
「マリーちゃん、それ、何？」
モモちゃんがマリーちゃんに聞く。
すると、マリーちゃんは嬉しそうに頬を赤らめた。
「シンタローがいつでも受けになれるようにって色んな服を作ってたんだ!それで、これは予定より小さくなってて失敗作なんだけど…ちょうどセト達が着れそうな大きさだったから」
「え？今何て？」
「シンタロー、現実逃避しないの」
私はシンタローに軽くツッコミ(らしきもの)をいれる。
……マリーちゃんって、たまに怖いよね。
あれか。今急増中だという腐った女子、腐女子か。
私は…ならないようにしよう。だって、普通が一番だしね。うん。
……普通なはず……。
マリーちゃんは三人を呼んで、服を着せようとしていた。
そこに、ヒヨリちゃんが待ったをいれる。
「団長さんは女の子ですから!他の部屋で着替えさせますね!」
「あ、それ賛成!!ヒヨリちゃん、行こうか」
「ハイ、モモさん!えっと…つぼみちゃん、行こう？」
「うんっ!」
いやぁ、まぁ。
今日はいい日だね。超最高の日だよ。
…私、まさかロリコン？ショタコン？
いやいやいやいやいやいやいや!!!!!
それはない!!断じてない!!
モモちゃん達は団長さんの部屋に入っていった。
その様子を見ていたアヤノちゃんは、「さ〜て。お着替えしようか!」と、修哉君と幸助君のマリーちゃんによって脱がせられ始めていた服を素早く脱がさせた。
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エ「文才ェ…」
作「それ、俺のセリフ」
7 マリーの妄想とは一体なんなのか→←5 セトマリと、某学園小説のピンクの髪の子状態なんです。
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シノ - めちゃ可愛いよぉぉ~!孤児院組!特にキド!!更新頑張って下さい!!応援してます!! (2017年6月4日 0時) (
レス) id: 4d5c521a19 (このIDを非表示/違反報告)
*sumire *＼(^o^)／オワタ - 可愛いぃhshshshs //// (2014年12月24日 22時) (レス) id: 5bbeeadfb6 (このIDを非表示/違反報告)
おあお - やばい、孤児院組とかの幼児化可愛い (2014年12月2日 14時) (レス) id: 3ac3eae1c8 (このIDを非表示/違反報告)
練星 - キドキド♪さん» 分かりますよ！受験勉強頑張れ！ (2014年11月24日 20時) (レス) id: 3e96d88628 (このIDを非表示/違反報告)
キドキド♪ - 私のこと分かりますか？別の作品でたくさんお話した者ですが…… 練星さん、応援してます！ (2014年11月23日 21時) (レス) id: 11538c425f (このIDを非表示/違反報告)
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