カノキドセトが幼くなって、色々あってメカクシ団の皆が可笑しくなったんだけど!?どうすればいい!?

3　ロリコンショタコンスキル発動!! ページ3

「んぅ…ねぇ、修哉。幸助、何で泣いてるの？」

団長さん似の女の子が起きた。
修哉と呼ばれた男の子は「やっと起きた!!」と喜んでいる。
また、幸助と呼ばれた男の子は「やっと起きたんですね〜!」と女の子に抱きついた。

「ねぇ、ここ何処？」
「分からないよ…僕だって気がついたらここに居たし」
「僕が一番最初に気がついたんです。で、修哉を起こして＿」
「敬語」
「すみません…」
「ハァ…まぁ、いいけどさぁ…」

……何か可愛いんですけど!?
小さい子供達がじゃれあってるように見えるよ!?可愛い!!可愛いすぎるよ!?

「わわっ!!つぼみ〜!幸助〜!修哉〜!」

アヤノちゃんがいきなり奇声(？)を上げて、三人の子供達に抱きついた。
子供達は最初キョトンとしたが、今は笑って「「「お姉ちゃん〜!」」」と抱き締め返してる。

「まさか…この子達……団長さんとカノさんとセトさんですか!?」
「そうだよ〜!あー、可愛い可愛い可愛いよぅ!!懐かしいなぁ!!」
「え!?じゃあ小さくなったってことですか!?」

小さくなった？
そうか。だとすれば似てるのも納得出来る。それに、ぶかぶかのパーカーやつなぎを着てる限りを見て、そういうことは予想できるよね。

でもさ。
突飛すぎじゃないかな!?

「お姉ちゃん、どうしてそんなに大きいの？ここどこ？」
「それに、何で僕達はこんなぶかぶかな服を着ているんですか？」

つぼみちゃん、修哉君、幸助君と呼ぶことにしよう。
その三人は色々とアヤノちゃんに質問し始めた。
アヤノちゃんは困ったようにアハハと笑っているだけだ。そこに、シンタローが助け船を出した。

「お前らのお父さんとお母さんが仕事で何日か居なくなるから、お姉ちゃんのお友達の家にいることになったんだ」
「そ、そうだよ!この人達が私のお友達だよ!仲良くしてね？」

シンタローが言ってる時、三人はいぶかしげだったけど、アヤノちゃんが言ったとたん、納得がいった表情をした。
話す相手によってここまで違うのだろうか。

子供って時に純粋、時に残酷なのね。

「でも、なんで服がぶかぶかなの？それに、アヤノお姉ちゃん大きいし。それの説明が＿＿」
「そ、それはね、ニュートンの法則でアップル錯覚って言ってね!いきなり服がぶかぶかになったり、人が大きく見えたりするんだよ!」

何それ!?アップル錯覚って何!?そんなの習ったっけ？私が頭悪いだけなの!?

シンタローは死んだ目をもっと死んだ目にして、アヤノちゃんを見ている。
これはかなり痛い光景だ。

4　ただただ和む→←2　小さくなりました

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーナンバー

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