カノキドセトが幼くなって、色々あってメカクシ団の皆が可笑しくなったんだけど!?どうすればいい!?

14　ショタロリとは神の遺産なのだ………。ハイ!ここテストに出ますよ!? ページ14

「凄い凄い!!モモ姉凄い!!」
「はわっ…す、凄いです!!踊りもなんかかっこよかったです!!」
「なんか、アイドルみたい!!」

パチパチと小さな手を叩いて歓声を上げた三人組。
目は輝いてるし、興奮しているのか、頬も若干紅い。

ねぇ、ロリコンスキル、ショタコンスキルが発動しそうなんだけど？
ん？私、さっきから「可愛い」「天使」「スキル発動」しか思ってなくない？
もう私、危ない人の仲間入り？いやいや、メカクシ団という怪しい団に入ってる時点でもう＿＿？

そう思い、複雑な気分になる。
私は結局普通じゃないのか……トホホ……ていうか、そもそもグロゲーやってるしさ…？
その時点で痛い人でしょ？
そんでもってメカクシ団入ってるじゃん？はい、ここで怪しい人。
そしてスキル発動でしょ？……危ない人だよね…。

「うわあぁぁ!!!!」
「ゴフッ」

感情に任せ、何かを殴る。
誰を殴ったのだろうか？まぁ、どうでもいいか。声からして、殴っていい人だったし。

「おいお前なぁ!!なんで人の鳩尾なぐるんだ？頭やっぱりスッカラカンなわけ？」
「…………ん？何だろう？今何か聞こえた気が……？」
「あ、ごめんな。お前耳が悪かったのか。そりゃ聞こえないよな」
「はぁ？」
「あ"？」

私とTHE・童貞が話してるのと同じように、すぐ傍では、天使達が曲を選んでいた。

「…あれ？私、この曲知ってる…？」
「なんで疑問系なの？」
「……いや、なんていうか、知りもしない曲のはずなのに知ってる気が…」
「も、もしかして、つ、つぼみは…テレビでやっていた痛い人というやつではないでしょ＿＿痛い人ってやつじゃないかな？」

あれ？なんだろう？心に何かが突き刺さった気がするよ？

「あぁ、あれね。自分には能力があるんだ〜!!ってやつでしょ？」
「それで__それだよ!」
「えっ…わ、私…あの変な人…？」
「ああああああぁっ!!泣かないで？大丈夫だよ、つぼみ!私もそういうことあるし!」
「………お姉ちゃんが言うと説得力があまり…ない、かな…」
「…ｲｲﾓﾝﾈ。ﾜﾀｼﾊｲﾀｲﾋﾄﾃﾞｲｲﾖ…ｿﾚﾃﾞﾐﾝﾅﾉﾋｰﾛｰﾆﾅﾚﾙﾅﾗ…ｿﾚﾆ＿＿」


アヤノちゃんの落ち込んだような声がぶつぶつ聞こえる。

私はシンタローとじゃれあい、天使三人組はアヤノちゃんを慰める。

これはこれで幸せな図だと思う。

平和だからこそ、こういうことが出来ると思＿＿＿

「そういえば、貴音先輩、またエネで記録更新したんだって？」

わないね。うん。平和じゃないね。

15　モモちゃんのライブ行きたい→←13　いきます!曲名は如月いぃぃ…アーテーンーショオオォンッ!!

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

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