カノキドセトが幼くなって、色々あってメカクシ団の皆が可笑しくなったんだけど!?どうすればいい!?

13　いきます!曲名は如月いぃぃ…アーテーンーショオオォンッ!! ページ13

「私が最初に歌いますねっ？」

モモちゃんが張り切りながら言った。こっちを見ているものの、片手で慣れたように曲を入れている。

やはり、最初に歌うのはモモちゃんか。まぁ、アイドルだしね。こういうのはやっぱりステージ慣れしているアイドルのモモちゃんがピッタリ、かな。

「モモ姉、何の歌を歌うの？」

つぼみちゃんがモモちゃんに聞いた。
すると、モモちゃんはニッコリと微笑んで言った。

「団＿＿ロリキドさんは知らないだろうけど、私の曲だよ。如月アテンションっていうの」

あ、ロリキドさんって呼ぶことにしたんだ。

「きさ、らぎ…あてんしょん…？」
「そう。如月アテンション!因みに振り付けも付いてるから、私のダンスにも注目してねっ？」
「ダンス踊れるの…？凄いなぁ…!!」
「そんな…私、そんなに凄くないよ…えへへ」

満更でもないのか、モモちゃんが頭をかきながら照れている。

すると、手拍子が聞こえてくる。それはモモちゃんの曲、如月アテンションの前奏だった。

「モモちゃん。前そ＿＿＿」
「あ、始まったよ、モモ姉さん!」

修哉君がモモちゃんに知らせる。

私が言おうとしたのに……。

モモちゃんは「ハッ!忘れてました!」と言ってマイクを持ち、皆の前に立った。

「それではいきます!曲名は如月いぃぃ…アーテーンーショオオォンッ!!」

皆から溢れんばかりの拍手が巻き起こる。
知り合いで、よく会ってると言っても、やっぱりモモちゃんは大人気アイドル。その歌はやはり生で聴きたいもので。

「Wow♪行き先はどうしよう♪」

ヒヨリちゃんが如月アテンションを小さめに踊る。
なんと言うか、さすが大ファン。
でも、たしかに納得出来る。大ファンになるのも。だって、声、綺麗だしね。歌も上手いし、振り付けだって完璧。

「凄い…!モモお姉さんって、本当に凄い人なんですね!」
「敬語、やめてよ」
「あ、ご…ごめん…」
「別にいい。許す」
「あ、ありがとう!」
「その代わり、二曲目歌ってね？」
「え…」

あの二人、見てて飽きないなぁ。
小さくなる前は、カノと団長さん、セトとマリーちゃんがよくくっついてたから、なんか幸助君とつぼみちゃんって、何か新鮮かも。

「カッコつけないような言葉でー…♪」

とうとうモモちゃんの曲もラストスパートだ。私は手拍子をする。すると、皆も私と同じように手拍子する。

「あぁ!なんだか、いけそうだ♪心臓が、弾けちゃうほど♪溢れ出しそうなので♪
奪っちゃうよ？奪っちゃうよっ!?」

14　ショタロリとは神の遺産なのだ………。ハイ!ここテストに出ますよ!?→←12　とある男の店員の目線

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す