続き ページ35
太宰さんだった。
太宰「彼女、もう少しで自滅してしまうところだったじゃないか。」
芥川「太宰さん…。」
『ぐすッ太宰さぁーん！』
私は泣き出した。
太宰さんは私をギュッと抱き締めて背中をトントンしてくれている。
太宰「大丈夫、大丈夫。」
そう言って、少しでも落ち着けるようにしてくれている。
その時ー
芥川「太宰さん、其奴は、僕のものです。」
太宰「ずっと塩対応されて、甘えることも出来ずに一人悲しんでいた子に、」
太宰「そんなこと、よくいえたね。芥川龍之介。」
芥川「っ…！」
『グスッ太宰しゃん…！』
太宰「どうしたんだい？」
『芥川さんを、あまり、責めないでほしいです…。』
ガチャン
音がした。
芥川と居た、女の子が部屋を出ていった。
その瞬間、
芥川「羅生門！」
芥川は羅生門を発動させた。
ドアを勢いよく突き抜け、
そして、その女の子を貫いた。
太宰「芥川…？」
芥川「太宰幹部、実は、あれは首領からの命令で。」
太宰「あぁ、敵組織の女の子か。」
芥川「そうです。だから、その間、首領から彼女と離れるようにと言われていたんです。」
太宰「…そうかい。じゃこれからは彼女を優しく扱えるかい？」
芥川「はい。」
私は芥川くんにそっと歩み寄った。
その瞬間、羅生門で腰を優しく巻かれ、
芥川くんに抱きついた。
『グスッ。龍之介ぇ〜！』
芥川「すまない。これからはずっと、Aのそばにいるぞ。」
『うん！』
ENDー
ほっとひと息（ありがとうございます！）→←番外編１（やつがれくんのお話です！）
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村人C - ヤンデレばんざい！ドスくん万歳！ (2022年6月5日 20時) (
レス) @page33 id: 96a443208e (このIDを非表示/違反報告)
中島敦(霧咲の使い) - 火花(漫画家やってます)さん» えぇ？！そうなんですか！？悪口とか、作者が嫌な気持ちにならないのであれば、(一応)大丈夫だと聞きました… (2020年8月8日 13時) (レス) id: 683b29e8f3 (このIDを非表示/違反報告)
火花(漫画家やってます) - 意地悪しないでねって言われるとしたくなる (2020年8月8日 12時) (レス) id: 6063c97ce8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧咲愛心 x他1人 | 作成日時：2020年6月25日 20時
