くちづけ一つ ページ2
貴「太宰さん、好きですよ?」
毎朝挨拶のように繰り返してるこの言葉
微笑んだ私の前にいる太宰さんは、嫌そうに顔を歪ませて言った
太「下らない事は言わないでほしいね。任務の邪魔になる」
貴「残念。考えておいてください」
何時もの会話
太宰さんは呆れたように溜め息をついた
さっきの顔といい、今の溜め息といい
チクンと私の心が痛んでることに貴方は気づいていないのでしょうね
太「さっさと自分の仕事をしたまえ」
貴「あとは太宰さんの報告書の訂正だけですけれど?」
にっこりと笑顔を深めれば、太宰さんに舌打ちされた
太「君が仮にも女でなかったら、殴り飛ばしていたよ」
貴「あら、理不尽極まりないですね」
敢えて嫌みたっぷりに言う
しおらしくしているなんて、私らしくない
二度と来るなと言われて、報告書を渡された
そんなこと言ったって、仕事上会わないなんて無理なのに
そんなこと思いながら、書類を手に、首領のところへと向かった
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澪(プロフ) - わぁ、前に読ませて頂いて(泣いた)忘れられなかった作品にまた出会えました!!この作品大好きです。 (2020年3月11日 6時) (レス) id: 001cac99b9 (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - 電車で読んじゃいけないやつだった(泣) (2018年12月16日 13時) (レス) id: ccd6d3c3c5 (このIDを非表示/違反報告)
きー - 感動しました。もうボロ泣きです。ありがとうございます! (2017年12月13日 0時) (レス) id: ea7bbfad76 (このIDを非表示/違反報告)
Asora(プロフ) - もう大号泣です。うわああああ(´;ω;`) 昔にも見たんですけど、やっぱりこの小説大好きです。他の作品も頑張って下さい。 (2017年7月28日 22時) (レス) id: 32969ac174 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月華(プロフ) - 祀さん» 有難う御座います。こんなに感想を頂けれるなんて……!!!凄く嬉しいです。どんどん泣いてください。其れほどに入り込んで頂けれるなんてとても光栄です。有難う御座います。 (2017年5月6日 19時) (レス) id: 70f2eb3a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼月華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/01g/
作成日時:2017年1月1日 22時