【九条貴利矢】自分、お前のこと一生愛すから。【エグゼイド】

道ばたで ページ24

九「ほらほら、お迎え来てあげたんだから。なんか無いの？」







『...ごめんなさい』








九「違う」








『...ありがとう...？』









九「違う」









『何!?どうすりゃいいの!?』









九「んー、もういいよ。自分からするわ。」









貴利矢は突然、自身の口を私の口に押し当ててきた。









何十、何百としてきた行為も、夜の街道ではちょっとしたスリルのようなものがある。






彼の舌が私の唇を這うように舐め、そのまま舌と舌が絡まり合う。





隠れてするでもなく、抑え気味にでもなく、通常通りのキスを隠さずする。






どこで誰が見ててもおかしくない状況に興奮してしまうのがこの2人なのである。








止まないキスの雨が降りしきる。




あまりに激しすぎる行為なので、息も続かなくなってきて、体を預けるように貴利矢の腰に腕をまわした。






それを察した貴利矢はキスをするのをやめ、支えてくれた。







九「今日のあれは、あの患者くんが積極的すぎたっていうのもあるけど...Aが無防備で襲いやすかったっていう、Aの危機感と警戒心がなかったってのもあんだからね」







『う...ごめんなさい...』









すると貴利矢は私の手を握って、






九「さ、ご飯食べ行こっか」







『うん。』







九「ほら、The・恋人ってかんじじゃん!?」








『そうだね、あんまり手繋ぐことってなかったかも。』






九「たまにはいいだろ。今日寒いしなぁ」








『あんたは年中同じような格好だけど！』








九「えぇ!?案外そーでもないぜ？」









『嘘つけ！』









☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..




なんだこれ









爽やかイケメン患者さん、


富永 天馬くん登場でした。









なんだこれ

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