114話 ページ33
次の日。
親がまた襲撃してきた。
まさに奇襲ってかんじ。
まさか、夜中に来るなんて。
親は秘密基地の扉を蹴破って、
基地の中に入ってきた。
そ「くそっ…こんな時間に…」
ウ「そらるさん。」
そ「分かってる。Aを起こすな、だろ？
ここ連日彼奴は気を張りすぎてる。」
貴「＿＿ごめん、目覚めちゃった。」
べつに気なんてはってないんだけどね。
お気遣いどうも、とは思うけども。
と、私が体を起こすと、
凄い勢いで何かが衝突してきた。
冷静にその影を見ると、
それは久しぶりに見たお母さんの姿だった。
母「A、ごめん、ごめんね…」
貴「＿＿え？」
その声は、久しぶりに聞く、
甘くない声だった。
妙に甘くなくて、でも苦くもなくて。
そんな、少し前のお母さんの声だった。
母「お母さん、ちょっと焦りすぎてた。
そうよね。Aはここが好きなのよね。
ごめんなさい。
私＿＿Aのこと何も考えてなかった。
自分のことしか考えてなかった。」
貴「…おか、さ…」
顔を上げると宗介さんもいた。
宗介さんは私の前にしゃがみこむと、
躊躇いがちに私の頭を撫でた。
宗「僕の方からも、ごめんね。
急にお父さんなんて言われて、困ったと思う。
でも僕も頑張るからさ。
君のお父さんにふさわしい人になれるよう、
頑張るから。」
今、基地の真ん中で抱きしめられる私は。
一体どんな顔をしていたんだろう。
そんな私を、
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ゆみか(プロフ) - Twitter、フォローさせていただきました！モノクマです！頑張ってくださいね！ (2019年3月27日 19時) (
レス) id: bac69d1b88 (このIDを非表示/違反報告)
Rico_neru(プロフ) - めっちゃ面白かったです。。読む度にワクワクしてすごく好きです。。。語彙力なくて伝えたいこと伝えられないんですけど、めちゃめちゃ面白かったです！！できるなら番外編とか、みんなが大人になった時の話とか書いて欲しいなって思います！まだ言いたいことg(((文字数 (2019年1月15日 7時) (レス) id: 77d0490a69 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆ - この作品のことが忘れられないぐらいハマりました。。。 (2019年1月3日 18時) (レス) id: 7c8b22244b (このIDを非表示/違反報告)
カカオ40% - 一気読みしてきました。ほんとうにこの作品が大好きです！もうちょっと子供でもいいかな。と思えました。 (2018年11月26日 22時) (レス) id: 6c9e999918 (このIDを非表示/違反報告)
坂田 彩(プロフ) - この作品大好きでした。読んでたら涙が…wこれからも頑張ってください。続き、楽しみにしてますね！ (2018年11月1日 16時) (レス) id: d6f419614f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんとわねっと | 作成日時：2018年8月19日 9時
