裏切られた女の子は新しい感情を知りました。【あんスタ】【東方】

何かこうやられるの、久々 ページ21

夏目が味方になった翌日の昼休み。
資料を持って廊下を歩いていたら…


千秋「おい」


『はい？』


千秋「ちょっと来い」


『え？ちょっ！？』


という事がありまして。
連れてこられたのは体育館裏。
そこには高峯君、南雲君がいた。

スバルの時みたいに味方になってくれる雰囲気じゃないし…


千秋「お前は何時になったら凜々を虐めなくなるんだ？」


『そもそも虐めてないんですけど』


鉄虎「はぁ！？姉貴がお前にやられてるって言ってるんスよ！」


翠「あのさぁ、そろそろ自首したら？」


『だーかーらー、やってないってばー
そんなに私がやったと言うならば、証拠ちょうだい、証拠』


千秋「凜々の発言。」


『違う違う、物。私がやったって言う証拠の物。
発言じゃない。』


そう言うと少し焦る様子の3人。
無いんだね。証拠。


『…無いみたいだね。
証拠も無いのに、発言だけで私って決めつけるのやめてくれない？
嘘なんて誰でもつけるんだからさ〜』


千秋「凜々は嘘をつくような奴じゃない！」


『は？朝日さんが嘘をつかない保証なんて無いじゃん。
人には裏の顔があるって言うんだから。

それじゃあね。』


そう言って体育館裏を離れた。


〜教室〜


『疲れた…
話が通じない人との会話は疲れる…』


嵐「お疲れ、Aちゃん。」


真緒「なぁA、お前、昼飯食った？」


『え？なんで？』


真緒「資料整理終わったら食べるって言ってたよな？」


『うっ…』


真緒「…食べてないな？」


『…はい』


真緒「お前さぁ、これで飯抜くの何回目？」


『5回くらい？』


真緒「ちゃんと食えよ？お前が本番前に倒れたら元も子も無いんだからな？」


『ウィッス』


凛月「それま〜くんが言える事じゃなくない？
ま〜くんだってたまに抜くじゃん」


真緒「ま、まぁそうだけど」


『まぁ説得力の問題でしょ。』


凛月「ということだから、2人とも、ちゃんとご飯は食べようね〜…」


『は〜い』


真緒「おう」

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