裏切られた女の子は幻想郷に住んでるそうで。【あんスタ】【東方】

呼び出し 真side ページ18

凜々ちゃんがいないから、また銀河さんに何かやられてるのか？と心配になって、学院内を探してた時。


凜々「……生意気なのよ！」


急に聞こえてきた大声。あの声は…


真「凜々ちゃん…？」


と、………銀河さん。


凜々「そうよ…。イケメン達を奪ったあんたなんか大っ嫌いよ！」


そう言ってカッターを銀河さんに振り下ろす。
でもそれを銀河さんはひらりとかわした。


…あれ…。あのカッター、あの時の…？
間違いなくそうだ。銀河さんが凜々ちゃんを傷つけた時の物だ。
なんで凜々ちゃんが…持ってるの？


『知ってる。遠くに投げれば私がやったって言う証拠になんないでしょ？』


…証拠にならない？
じゃあ、あの時は…？
とりあえず、出てみよう。


真「あれ、凜々ちゃんと…。銀河さん。」


軽く睨んだようにしてみる。
多分、睨んでないの気付いてるだろうな。


『ホームルーム始まりそうだから行くねー、さいなーらー』


と言って銀河さんはクラスに戻って行った。


真「大丈夫だった？」


凜々「ありがと…。さっきまでね、悪口言われてたの…」ｸﾞｽﾝ


嘘つき。僕は見てたからね。
…確信した。
銀河さん…Aちゃんは何もやってない。凜々ちゃんが陥れたのだ。


真(後で伝えようかな…)


そう考えた僕だった。

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