探偵チームKZの新メンバー！？

上杉家の秘密 ページ12

彩side

そういえば、上杉君の家にご両親いなかったなあ。

明日から2学期が始まるし、Aちゃんに訊いてみよう。

翌日

私は浜田に行ってるんだ。

Aちゃんもだよ。

Aちゃんは、全国でトップレベルの中学も受かったのだけれども、なぜか浜田に来たんだ。不思議だよね。

そして、隣の家がAちゃんの家だから毎日一緒に通学してるんだ！

彩「おはよう！」

Aちゃんが来た。

A「おはよー。ああ眠い。」

意外とマイペース。忍みたい。

彩「あのさ。Aちゃんのご両親って昨日家にいた？」

A「あっ。。。私の親、交通事故で死んでるんだ。だから和典と2人暮らし。」

彩「ごめん。。。思い出したくなかったよね。ほんとにごめん。」

A「別に大丈夫。そういえば、ナントカチームKZの入団届。若武にお願いできる？」

彩「探偵チームKZだよ！若武に渡しておくね。」

A「ありがと。あと。。。さっきの交通事故のことは和典には言わないでね。思い出させちゃうから。」

彩「うん。約束する。」

私は上杉家の秘密を知ってしまった。

なんか「責任」という重い荷物を背負っているみたいだった。

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